古事記 アマテラスとエジプト神話② 「ホルスの目と唯識」
GYPSY JAZZ - HOT CLUB DU NAX - Joseph Joseph
【 序 】
アマテラスと言う名前は、エジプト神話の創世に関わる三柱の神を連想させます。
- アマテラス Amaterasu ⇒ Sea + Atum + Ra ⇒ 原初の水(海)Nun + 創造神アトゥム + 太陽神ラー
またアマテラスとツクヨミはイザナギの目から生誕しており、エジプト神話のホルスの目と繋がる可能性があり、ホルスの左目(ウジャトの目)は月の象徴で、右目(ラーの目)は太陽の象徴とされます。アマテラスはその名前に”Ra”が含まれており、かつ太陽神ですから、ホルスの右目すなわち「ラーの目」を象徴し得ると考えられ、そのことは右を”R”で表せば数値の上からも確認出来ます。
- ホルスの右目(ラーの目)は太陽の象徴 ⇒ アマテラスは太陽神
- R(右)+ horus 508 594 99
- Amaterasu 508 594 99
「アマテラスはホルスの右目すなわち“ラーの目”を象徴し得る」ことを念頭に、ラーの目(ホルスの右目)について見てみます。
生田神社(三宮)画像と記事は関係ありません
【 ホルスの目は顕在意識と潜在意識を象徴する? 】
<ホルスの目の6つのパーツ>
ホルスの目は、「1/2、1/4、1/8、1/16、1/32、1/64」の6つの分数が付された、6つのパーツから構成されています。この6つの分数を合計すると、63/64となり1(完全なもの)には1/64が不足しており、この1/64はホルスの目のシンボルのどこかに「潜んでいる」と考えられます。ホルスの目を構成する6つのパーツの意味ですが、一般には5つの感覚(視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚)と1つの知覚(意識)のことだとされます。
![]()
<仏教の6つの顕在意識と3つの無意識>
これを仏教の視点から見ると、仏教では人間の心の働きを大きくは「顕在意識」と「潜在意識」に分け、さらに前者を6つに、後者を3つ(若しくは2つ)に分類します。
- 顕在意識:眼識(視覚)・耳識(聴覚)・鼻識(嗅覚)・舌識(味覚)・身識(触覚)、意識
- 潜在意識:末那識、阿頼耶識、阿摩羅識(ただし唯識では阿摩羅識を立てずに、それを完全に浄化された阿頼耶識の事だとする)
<ホルスの目と唯識>
6つのホルスの目のパーツは、仏教の顕在意識と概ね一致しており、かつエジプト神話が「潜在意識」の存在に気づいていなかったとは考え難いですから、ホルスの目の不足分1/64は、潜在意識を意味すると考えられます。エジプト神話が潜在意識を無限に連続する分数(1/128+1/256+1/512+・・・・・)で表現したのは、顕在意識が肉体に依存する有限的なものである反面、潜在意識は必ずしも肉体に制限されない無限の広がりを持つものだと考えたからのように思えます。潜在意識の存在を認識することは難しくかつ無限の広がりを持つものであり、ホルスの目のシンボルにおいても目に見える形では表現させず、どこかに潜んでいることを、不足分の1/64で表現したように思えます。
生田神社(三宮)画像と記事は関係ありません
仏教、キリスト教、エジプト神話などの古代の神話・宗教の多くが説いているのは人間の本質は心の働き(識)であり、無意識を浄化しなさいと言うことである様に思えます。ホルスの目で言えば、隠された1/64をいかに浄化するか(仏教だと、阿頼耶識を阿摩羅識へ如何に転依するか)だと思います。
以上は全て、推測に基ずく記事になっています。

