湯灌が終わったあとは、スタッフさんによる祭壇の準備に30分ほど。
そこからは17時のお通夜までは私のまったりタイム
食事は外に出なくてもいいよう斎場さんにお弁当をお願いしました。
ここで、まか不思議なシステムが。
当初、食事は全部持ち込みにしようと思っていたら、
その場合は御霊久膳代が¥3,300×3日がかかるとのことでした。
でも、お弁当を頼んだ場合は、仕出し屋さんのご厚意で御霊久前代がサービスになるのだとか
まぁ、参列者がいるならいざ知らず、私1人のお弁当でどこまでサービスになるかは微妙。
だって、夕食¥1,050、翌朝食・翌昼食¥850ですからね。
せいぜい御霊久膳代が1回サービスになればいいなぁ~なんて淡い期待を抱いていたら・・・
なんとっ!!!
御霊久膳代がすべてサービスになりましたよ
¥3,000にも満たないお弁当を頼んで、¥9,900の御霊久膳代が無料(笑)
しかも、お弁当めっちゃ美味しい~
葬儀費用って本当に不思議なシステムだなぁと思いました。
さすがプロ。美しい御霊久膳だわっ。
ただ、お昼は間に合わないとのことだったので、海鮮丸さんから出前をオーダー。
茶碗蒸しもついて¥1,000のランチ
そして、夕方には斎場さんからのサプライズプレゼント。
左は、母が好きだった登山にもじって羊蹄山の写真と登山のガイドブック。
右は、これまた母の大好きな松山千春との2ショットフォト。
これ、スゴくな~い???
スタッフさん達がいなくなってから号泣しちゃいましたよ。
もちろん嬉し涙ね
そして、サプライズはまだまだ続く。
これまた母の好物だった天ぷらをお供えしてくださったのです
もちろん供養として、私が晩御飯と一緒にしっかりといただきましたよ
(ホントは食べたかっただけw)
こちらは仕出し屋さんに頼んでおいた¥1,050のお弁当。
どれもこれも、めちゃくちゃ美味しかった~
あら、なんだかお通夜の話題は一切なしで、サプライズの話ばかりになっちゃいましたけど、
まぁ、お通夜は語るような内容でもないので省略~。
あえて書くとしたら戒名のこと。
両親とも登山が大好きだったので、父には「岳」、母には「峰」という文字を入れてくださいました。
戒名には熟語がどうとかいろいろとルールがあるので素人には難しいけれど、
希望の文字がある場合は考慮していただけるので、キチンと伝えることをオススメします♪
そして忘れてならないのがアイケア。
葬儀で涙を流すことは恥ずかしいことじゃないけれど、できる範囲のケアはしておきたいもの。
泣きはらした顔ではなく、常に凛とした表情でいられるように・・・
「子は親の鏡」っていいますものね。
大切な親を送り出す時くらい、
「あぁ、この子はこんなにちゃんとした大人になったのね」と思ってもらえるように、
そして、残して行く子供の心配などせずに旅立てるように、
自分にできる限りのことをして送り出すことこそが、最高の親孝行なのではないかと思う今日この頃です