母が療養型の病院に転院して1週間がたちました。
何度か会いに行っているけれど、いつも寝ていて起きている姿を見た事がありません。
苦しんでいる様子がないのは幸いですが、
今日は頭に氷枕を当てていたのできっと熱が出たんでしょうね
先日、担当医師との面談がありました。
今度の病院は、医師も看護師さんもかなり母が書いた「尊厳死の宣言書」を重く受け止めていて、
今現在行っている流動食さえも延命治療に値するので少なからず戸惑いもあるようです。
やはり以前ブログにチラっと書いた、
”食べ物を経口摂取できなくなった時は寿命と受けとめて”
というのは、あながち大袈裟ではないってことなのでしょうね。
特に母は、肺の一部に水がたまっているらしく、それも言うなれば、
すでに生命力が失われつつある体に無理矢理流動食を入れているからの可能性も考えられる
というのが先生の見解のようです。
看取りまで行う療養型の病院だからこそ、なにが患者にとって苦しいかがわかっているのだと思います。
今はまだ一通りの検査があるので一般病棟にいる母。
きっとあと1カ月もすれば療養型の病棟に移るので、
そうなると、医師も看護師さんもガラッと変わるでしょうからまたどうなるのか。。。
なるようにしかならないんですけどね。
あ、そうそう。その先生が母の脳のデータを見て、
「とても81歳の脳とは思えない委縮ぶりですよ」と言っていました。
少なくとも今までは「年齢相応の委縮」としか言われたことがなかったのでショックでした。
まぁ、内科医の先生ですからね。ちょっと大袈裟に言ったのかも知れないけれど、
母が去年の春から急激に壊れ始めたことを考えると、あながち大袈裟でもないのかも。
ただ、急性期病院にいた時に比べると、格段によくしていただいているのが目に見えてわかります。
これを書くと長くなるのでまたいつかの機会にでも。
やっぱり最期は、療養型や緩和ケアの病院がいいんだな~と漠然とですが感じた私なのでした。