命拾い | こんな娘でごめんなさい

こんな娘でごめんなさい

            

末期癌の父を看取った後は、認知症の母の在宅介護を5年。
現在母は脳出血で入院中で、このまま病院で暮らすことになりそうです。
私自身も遅れてやってきた介護ダメージと戦いながら、日々新しい人生の準備中~。


今日、救急車と警察のお世話になりましたショボーン



あ、結果だけ先にお伝えすると、

大難が小難で済みましたのでどうぞご安心ください♪


いやね、

出がけからなんかおかしいとは思っていたのですが、

高速道路を運転中、途中から意識が飛びそうになったんです。

最初は寝不足だから眠いのかなぁなんて思ったけど、どんどん体の自由が効かなくなるアセアセ


「ニュースに出る不慮の事故って、こうやって起こるんだろうなぁ」

と、切実に思いましたよ。


たまたまP帯があったので必死で滑り込み、とりあえず事故だけは免れましたが、

P帯があと5秒遅いだけでもアウトだったと思います。

ちょっと休んだら大丈夫というレベルでもなく、

意識がなくなる前に自力で発見してもらわなくてはと救急に電話をかけましたが、

119のたった3つの数字を押すことすら大変でした。

これが現実なんですね。



電話が繋がったら即場所を言って、

「私、最後まで意識を保つ自信がないです」

と、先に伝えてから会話を続行。

なんとか最後まで話せて救急車を待つことに。



待っていると、今度は警察から電話がかかってきて、

「救急搬送されるのはいいんですが、そこに車を置いて行かれると困るんですよ。レッカーとか手配されました?」と。。。




お前は鬼か?

レッカーが手配できるくらいなら、高速道路の路肩に車を停めて救急車なんて呼ばないわムカムカ



結局警察も「じゃ、とりあえず行きますわ」ってことになり、

マジで意識が飛びそうなギリギリでピーポーが聞こえて安堵。



酸素が95%だったので酸素マスクを装着。

血圧は測定不能。体温は37.2℃。


多分、小さな原因が重なりあった結果だと思います。

・寝不足
・朝風呂
・朝食抜き
・なのにアイスコーヒー
・5月なのに30℃オーバーの気温

きっと、血圧か血糖が高かったか低かったか。



そんな矢先に警察も到着。

ひたすら高速道路から車を出すように促され、

幸い最寄りの出口まであと100mだったので、

少し落ち着いたところで、救急車とパトカーに前後を挟んでもらって無事に高速出口へ。

そこからの警察がまた鬼畜。

「ということで、警察はこれ以上いる必要がないので、あとは救急隊と相談してください」

ですってよ。

まぁ、一応いろいろアドバイスはくれましたけどね。

とにかく場所がド田舎な上に日曜日だったもんだから、

例え最寄りの病院へ搬送されてもかなり時間がかかる上、

田舎だから詳しくは見てもらえないし、

そうなると大きな都市部の病院へ移動しなくちゃ行けない可能性も高い。

そうなると、私自身がマイカーを取りに来るのが非常に困難になると思うということ。

このまま車で少し休んで様子を見るのも1つの手だけど、

救急隊は一旦引き上げなくてはいけないこと。

その場合は、気温が高いので熱中症にならないように十分気を付けること。

様子をみてやっぱりおかしければ、再度救急車を呼んでもいいこと。



などなど。




結局私はその場にとどまって少し様子をみることを選びました。

少なくとも、救急と警察のおかげで高速から降りることはできたので、人様に迷惑をかける可能性はなくなった。

だったら、あとは治るのを待つか、

せめて病院まで自力で運転できるくらいまで回復してくれたらなんとかなるはず。


おかしいと思った時からずっと右手をグーパーしてたけど大丈夫だったし、

車から降りて歩いてみたらなんとか歩ける。

以前、貧血で倒れて頭を打って血だらけになった時に脳神経外科の院長先生が、

「頭の血管は細いから結構派手に出血しちゃうんだよね。

でも、自分で歩いてとか、車の運転をして病院に来れる人なら脳に異状とかはないから」

って言ってたし、きっと大丈夫なはず。



そりゃあ、そこそこの病院がある地域で平日なら、

車の回収がどんなに大変だろうと救急搬送してもらったと思うけど、

どう考えても徒労に徒労が重なるだけの状況だったし、

そもそも、結局私、意識を失ってないしね。

酸素マスクのおかげで酸素も99%まで戻ったし。


「もうこうなったら気力で乗りきってやるわっ
プンプン

って感じ。

警察の人が鬼畜だったおかげである意味よかったかもw



結局、小1時間休んでいるうちにトイレに行きたくなって、

「せめて最寄りのトイレがある駐車場までは移動しなくては」

と、ゆっくりゆっくり走っているうちに少しづつなんとかなった感じです。

まだ本調子ではないですけどね。


もう、今まではなんとかなったちょっとした事でも、

体に大きな支障をきたす年齢になったっていうことなんでしょうね。

パッと聞けば「大変だったね」「ついてないね」と思いがちなハプニングでしたが、

全然ツイてたと思うんですよ。

だって私は元気に生きているし、交通事故にもならず、余計なお金も一切かかってないんですもん。

ヤバい、もう無理!って思った時にP帯が出てきたことがまず奇跡だし、

高速の出口までわずか100mっていうのもスゴいと思うんです。


あとはこれを機に、健康診断とガン検診に行かなきゃな~とは思ってますけどね。

あ、朝ご飯もちゃんと食べるようにするし、

睡眠時間も「たかが寝不足」と軽く見ないように気を付けます。



なんだか長くなっちゃいましたけど、

みなさんにも「全然普通に起こることなんだよ~」


と、今一度知ってほしくて書きましたおねがい