ご無沙汰しております
GHの入居待ちのことや、母の認知症の進行っぷりに心が折れていましたが、
やっと気持ちが落ち着いてきたので近況報告を・・・
なんと
来年の1月2日から母はGHに入居することが決定しましたー
もちろん私が惚れこんだGHはまだまだ順番が来ないので無理でしたが、
その系列のGHに空きが出たとのことで連絡をいただいたのです。
正直、気持ちはもう区分変更路線に切り替えていたし、
空きが出たGHの見学へ行っても「可もなく不可もなく」というカンジだったのですが、
早く決めないと他の方にまわされてしまうことや、
自分がこれ以上我慢できるのかを考えたら、入居を選択する以外にありませんでした。
ただ、時期が・・・ね。
GHさんからはなるべく早く、遅くとも年内に入居してほしいと言われたのですが、
これからクリスマスだ、お正月だという時にバタバタさせるのは可哀想だし、
私自身も、いきなり母を姥捨て山に捨てたような気持ちになってしまいそうで・・・
なので、
「キリのいいところ(新年)で入居すれば母の気持ちの区切りにもなるし、
私が最後に娘らしく母をお世話してあげる為にも、どうか元旦までは自宅で過ごさせてほしい」
と、お願いしたところ、なんとか承諾していただけた次第です。
荷物だけは年内にGHにおさめちゃうんですけどね。
それでも、
その時母はちょうどショート中で、私も気持ち的に母への苛立ちはそれほどなかった為、
本当にこれでよかったのだろうかと心の葛藤がハンパなかったです。
GHさんとお互いに条件を検討し合っている間は、
何度も「やっぱりもう少しだけ頑張ってみます」とも言いそうになりました。
が・・・
そんな気持ちも母がショートから帰った途端に吹っ飛びましたよ。
帰る早々の失禁。
翌日にはうん様祭り。
言葉も今までに増して通じなくなりました。
それこそ、1日に何度「入居を決意して本当によかった」と思ったことか。
やっぱり私はギリギリだったんだと痛感しました。
「あと10日の我慢だ」と思うからなんとか耐えられるレベルです。
最近の母は、ご飯をダラダラと遊ぶように食べるようになりました。
お皿を持つことも分からなくなったようで「犬食い」です。
そして「もういいや」と思うと、残したお皿をズズズーっと無言で遠ざけます。
本当に動物並みの行為をするようになりました。
え?母の反応ですか?
当然「私、行かないわ」と上から目線でいいやがりましたよ。
でも毎日のように、いや、1日に何度もトイレで粗相をして私のお世話になってますからね。
段々と拒否もできなくなり、昨日は施設の見学にも行きました。
慣れない場所なので不穏にはなってましたけど、
今の所「私、行かないっ」とかは言ってないので、とりあえずは大丈夫かも。
まぁ、いざ入ったら当分はいろいろあるでしょうけど、
そこはショートと違うので、入れてさえしまえばこっちのもんよ。フッ
ちなみに母は明日からショートなので、我が家のクリスマスは今日でした
今朝、母にクリスマスケーキが食べたいか聞いてみると即答で食べると言ったので、
私は引っ越しの荷造りでヘロヘロになりながらも、わざわざ車を出してケーキを買って来たんです。
なのに奴は・・・
しれっと「いらない」って言ったんですよ。
そしてクリスマスプレゼントにも無反応。
べつにGHの入居が嫌でふてくされている訳でもなさそうなので、
本当になにがなんだかわからないのだと思います。
でも別にいいんです。
母の反応がどうあれ、私は娘として「最後までやれるだけやった」という事実がほしいだけ。
それにある意味、可愛らしい反応なんてされちゃったら・・・ね。
今の母の反応こそが入居を決定付けるすべてなのだとホッとしているくらいです。
在宅介護の解放まであと10日。
と言っても、デイケア・デイサービス・ショートステイを総動員してますからね。
1番厄介な引っ越しの荷造りもやっと今日終わったので、
あとは赤○さんと一緒に運搬後、お部屋をセッティングしたり、
いままでのかかりつけ病院へ行って薬の最終調整や、提携病院への紹介状を受け取ったり。
(すでに電話にて手配済み)
あ!母の細かい情報を記載する書類の宿題もやっつけなくちゃ。
それでもなんとか、迷路のようだった真っ暗なトンネルの出口まではやって来れたのかな。
道を選んだと言うよりは、次々に崩落していっておのずと道が決まってしまったような。
いい言い方をすれば「導かれた」?
そう思える出来事がもう1つあったのですが、
いい加減長くなったので、また次回にでも書きますね。
取り急ぎ、近況報告でした~