とうとうその時? | こんな娘でごめんなさい

こんな娘でごめんなさい

            

末期癌の父を看取った後は、認知症の母の在宅介護を5年。
現在母は脳出血で入院中で、このまま病院で暮らすことになりそうです。
私自身も遅れてやってきた介護ダメージと戦いながら、日々新しい人生の準備中~。

 

もしかしたら、


もう母には、デイケアやショートステイに


「行きたくない」


と思う気力がなくなったのかも知れません。

 

 

なんとなくですが、

 

自分は毎日どこかしらに行かなくてはいけない

 

という環境を体で覚えてくれたように感じるのです。

 

 

以前私が、拒否の激しい母に悩んでいたころ、

 

とあるブロ友さんが、


「きっと、もうすぐ大人しくなりますよ」


って言ってくれたことがあったけど、

 

もしかしたら、とうとうその時が来たのかも???

 

 

ただ・・・多少扱いやすくはなったのだけど、

 

その分、母を母としてでなく、1人の認知症患者として見てしまっている自分がいます。

 

きっと、完全に頭で割り切れちゃったんですね。

 

なにをやっても「あぁ、また進んだか」みたいな客観視というか。

 

そんな自分が少し怖いけど、気持ち的にはすごく楽になりました。

 

争いや憎しみはもういいです。

 



もちろん感情を流しきれない時もまだまだありますが、

 

それでも淡々と、

 

ただただ淡々と、

 

 

GHに入るまではそうやって切り抜けて生活するしかないですもんね。

 

その分、GHに入って落ち着いたら、また新しい関係を築けばいい。

 

今はそう思えるようになりました。