担当者会議&デイサービス契約 | こんな娘でごめんなさい

こんな娘でごめんなさい

            

末期癌の父を看取った後は、認知症の母の在宅介護を5年。
現在母は脳出血で入院中で、このまま病院で暮らすことになりそうです。
私自身も遅れてやってきた介護ダメージと戦いながら、日々新しい人生の準備中~。

 
私は今まで、
 
母は家の中でだけボケボケで、外ではそこそこやる気スイッチが入っているのかと思っていました。
 
 
だって、デイサービスの相談員さんとの面談ではハキハキと会話をしていたし、
 
先日ショートステイに出掛ける時も、玄関でお迎えを待っている時は、
 
自分がどこへ行くのか、誰が迎えに来るのかも理解できていなかったのに、
 
送迎スタッフさんが到着するや否や、
 
 
「またお世話になりますぅ~デレデレ
 
 
などと、超マトモな言葉を発していたから。
 
 
 
でも、本日開催された担当者会議で、
 
母は外でもまるっきりダメダメだったんだという真実を知り驚愕しました。
 
 
理解力の著しい低下のため、何事にも声がけが必要であり、
 
着替えや靴の脱ぎ履きにもサポートを要する。
 
ショートでは、自分の部屋がわからず違う部屋に入ってしまうことも多々あるらしい。
 
そしてなにより全施設共通で1番強く声が上がったのが、
 
 
 
母の激しい帰宅願望
 
 
 
これに関しては、先日のデイサービス体験でのこともあるし、
 
ショートステイ先からも何度か報告をいただいているので知っていたけれど、
 
実はデイケアでも何度かそういうことがあったらしく、それだけはちょっとショックでした。
 
 
というのも、母が通っているデイケアには連絡帳というものがないせいもあって、
 
なかなかあちらでの様子を知る機会がなく、なおかつ責任者(婦長さん)のポリシーが、
 
「ご家族だって事情があってコチラに預けていらっしゃるのだから、
 
よほどの事じゃない限り電話はしません」 
 
というものだったから。
 
それにやはり病院内のデイケアだから、”治療の一環””脳のリハビリ”というスタンスであって、
 
デイサービスのようなサービス精神旺盛で繊細なサポートとは別物なんだなぁとも思いました。
 
 
婦長さんにとって母の認知症の進行は極めて当たり前のことであり、
 
能力の低下や帰宅願望は、責任者である自分が収束させるべき事であって、
 
家族にいちいち報告するほどのことではないという意図なのだろうと私は解釈しました。
 
だから、こんなにもご迷惑をかけていたのに、自分の中だけでおさめてくれていた婦長さんに申し訳なく、
 
感謝と共に、申し訳なさでいっぱいな気持ちになってしまったsao☆
 
 
中には、
 
「えー、そういうことは家族に都度報告するべきじゃない?」
 
という意見もあるのかも知れないけれど、私は婦長さんのご配慮にすごく感謝しています。
 
だって、報告を受けたところで、アチラのことはアチラで対処していただくしかないのだし、
 
母の能力低下については、言われなくたって一緒に住んでいる私が1番わかっている訳で。
 
だから、下手に報告を受けても気苦労が増えるだけというか・・・。
 
それに、知りたい時は自分から電話で聞けばいいだけのことですもん。
 
 
そういう点ではショートステイも一緒かも。
 
一応連絡帳はあるけれど、いつも差しさわりのない必要最低限のことしか書いておらず、
 
細かい失敗や突発事項が書かれていたことはほとんどありません。
 
まぁ、デイケアとショートステイは同系列の施設なので、そもそもがそういうカラーなのかも。
 
 
だから逆に、今後通わせていただくデイサービスからの詳細な連絡帳を見て、
 
「おぉっ!普通はこうなのか???」と驚いてしまったほどですてへぺろ
 
 
それはそれで有難いのだけれど、もしも3ケ所全部からこんな詳細が上がって来たら、
 
きっと私は、母にあれこれ注意をしてしまうと思う↓↓
 
だから我が家は今が1番ちょうどよくなったのかも知れません。
 
 
やっと本日、無事にデイサービスさんとの契約も済んだので、
 
これでやっとGHの順番が来るまでの万全対策は整ったかな音符
 
 
あとは、母の区分変更について様子見をしていたケアマネさんも、
 
今回の担当者会議の内容や、介護点数逼迫の状況を加味して、
 
「そろそろ区分変更を」と決断してくださったので、近いうちにそっちもGO!の予定です。
 
 
 
長くなりましたが、なんとか体制は整いました。
 
そして、母と1日中一緒にいなきゃいけないのも今日で最後(のはず)。
 
 
少しだけホッとした猫ラブですaya