亡き父の車にまつわるエピソード。
父が闘病中の時のお話。
父は一時期、例の方の言いなりでタクシーばかりを使っていました。
そして、やっと例の方から離れて私の車を利用でるようになった頃には、
すっかり”自分でドアを閉める”という作業を忘れてしまっていたのです
後部座席に乗り込んだはいいけどドアは開けっぱなし。
見かねた私が運転席から「ねぇ、ドア閉めて」というと、
「あぁ、そうか!タクシーじゃないから勝手には閉まらないんだなぁ」ですって
ペーパードライバーの母ならいざ知らず、
55年間も車を所有していた父でさえもこうなんですから・・・
慣れって恐ろしいですね