何事も1度は「本物」を | こんな娘でごめんなさい

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末期癌の父を看取った後は、認知症の母の在宅介護を5年。
現在母は脳出血で入院中で、このまま病院で暮らすことになりそうです。
私自身も遅れてやってきた介護ダメージと戦いながら、日々新しい人生の準備中~。

 

クリック北海道神宮祭(札幌まつり)クリック の記事で書いた、

 

叔父のお供で東京へ行った時のおはなし。

 

 

な!なんとっ!飛行機はファーストクラスでしたびっくり

 

 

行きがJALで帰りがANA。 (あれ?逆だったかな?)

 

ホテルは池袋のメトロポリタン2連泊@高層階。

 

 

ブルジョワ(死語?)のお供をすると非日常が味わえるんですね~ラブ

 

 

でもこれ、単に叔父のレベルに合わせたというだけでなく、

 

「こんな時くらいいつもと違う楽しみを味わってルンルン」という叔父の心遣いなのだと思います。

 

あとは、チケットを手配してくれた叔母のプロデュース力ね。

 

だって1度の旅行で航空2社のファーストクラスを乗り比べとか超イイわ~!

 

メトロポリタンからの夜景も綺麗だったしキラキラ

 

 

 

 

叔父はずっと昔から母にこう言っていたそうです。

 

 

「無理して背伸びをすることはない。身の丈に合った生活をすればいい。

 

 ただし、何事も1度は「本物」を体験しなさい。それが人生の糧になるから」

 

 

と。。。

 

 

 

素敵な言葉ですよね。

 

 

偽物ばかり使うのと、

 

本物を知った上で偽物を使うのでは確かに違う。

 

 

だから叔父は、いつも私達にその「本物」を与えてくれます。

 

 

そして叔父のすごいところはもう1つ。

 

決して無駄なことはしないのです。

 

例えばお食事に連れて行ってもらうと叔父はこう言います。

 

 

「何でも好きなものを頼みなさい。叔父さんがスポンサーなんだから遠慮しちゃいけない。

 

 ただし、食べれると思う分だけ頼みなさい。足りなければまた注文すればいいんだから」

 

 

と。。。

 

 

 

今は富裕層な叔父ですが、子供の頃にはちゃーんと貧乏を知ってるんです。

 

 

祖父は警察官だったけれど、母が小さい時に殉職。

 

だから祖母は女手ひとつで子供5人を立派に育てた上、

 

高卒で十分な時代に、長男と二男を大学にまで出した強いオンナ。

 

 

それゆえ叔父達も、家庭教師をしたり、血液を売ったりして大学に通った。

 

そんな時代があってこそ今の叔父がいるのだと思います。

 

 

叔父には本当にいろんなことを教えていただきました。

 

私の人生の中で最も尊敬する人は、他でもない叔父なのかも知れませんおねがい