北海道神宮祭(札幌まつり)
の記事で書いた、
叔父のお供で東京へ行った時のおはなし。
な!なんとっ!飛行機はファーストクラスでした
行きがJALで帰りがANA。 (あれ?逆だったかな?)
ホテルは池袋のメトロポリタン2連泊@高層階。
ブルジョワ(死語?)のお供をすると非日常が味わえるんですね~
でもこれ、単に叔父のレベルに合わせたというだけでなく、
「こんな時くらいいつもと違う楽しみを味わって」という叔父の心遣いなのだと思います。
あとは、チケットを手配してくれた叔母のプロデュース力ね。
だって1度の旅行で航空2社のファーストクラスを乗り比べとか超イイわ~
メトロポリタンからの夜景も綺麗だったし
叔父はずっと昔から母にこう言っていたそうです。
「無理して背伸びをすることはない。身の丈に合った生活をすればいい。
ただし、何事も1度は「本物」を体験しなさい。それが人生の糧になるから」
と。。。
素敵な言葉ですよね。
偽物ばかり使うのと、
本物を知った上で偽物を使うのでは確かに違う。
だから叔父は、いつも私達にその「本物」を与えてくれます。
そして叔父のすごいところはもう1つ。
決して無駄なことはしないのです。
例えばお食事に連れて行ってもらうと叔父はこう言います。
「何でも好きなものを頼みなさい。叔父さんがスポンサーなんだから遠慮しちゃいけない。
ただし、食べれると思う分だけ頼みなさい。足りなければまた注文すればいいんだから」
と。。。
今は富裕層な叔父ですが、子供の頃にはちゃーんと貧乏を知ってるんです。
祖父は警察官だったけれど、母が小さい時に殉職。
だから祖母は女手ひとつで子供5人を立派に育てた上、
高卒で十分な時代に、長男と二男を大学にまで出した強いオンナ。
それゆえ叔父達も、家庭教師をしたり、血液を売ったりして大学に通った。
そんな時代があってこそ今の叔父がいるのだと思います。
叔父には本当にいろんなことを教えていただきました。
私の人生の中で最も尊敬する人は、他でもない叔父なのかも知れません