以前から何度も書いてますが、うちの母は夫婦2人で暮らしていた頃から、
「それぞれが好きな時に好きなものを食べる」
という勝手気ままな食習慣でした。
だから、父が亡くなって私と2人暮らしになってからもその延長のまま。
そして段々母が買物に行かなくなり、料理も作れなくなってからは、
私が食事を作った時に気が向けば一緒に食べるか、
ストックとして作り置きしてあるものをチンしてたべるか。
ここ1年くらいは満腹中枢が壊れたのか、休みの日は1日中食べあさるように。
それでも、きちんと温めて食べてくれていたし、
私が「今日のお昼は〇〇を作るよ~」なんていうと、
「わぁ!じゃあ、つまみ食いしないで待ってなくちゃ」と言ってくれたので、
私も、休みの日くらい好きにさせてあげたくて多めにみていた。
そのツケが、まさに今 どっかりと押し寄せている
レンジ操作が面倒になったのか、はたまた味などどうでもよくなったのか、
母は冷蔵庫のものをそのまま食べるようになった。
そして、食べ残しは流しに置きっぱなしだったり、戸棚に入っていたり。
今の季節はいいけど、夏なら大変なことになる。
生ゴミ(フルーツの皮や魚の骨)は、その辺に放置するか冷蔵庫の中。
判断能力がなくなったのか?と思いきや、
自分の口に合ったものはちゃーんと探し出して根こそぎ食べる。
本人に聞くと無意識で覚えていないらしいけど、間違いなく本能での確信犯。
そして何より我慢がならないのは、私と一緒に食べる事を避けるようになったこと。
「ご飯、なに食べたい?」と聞けば「あとで冷蔵庫のものを適当に食べるからいい」といい、
「お昼〇〇だよ」と言っても、つまみ食いばかりするから「お腹減ってない」という。
「だったらここに置いておくから好きな時に食べてね」というと、
私が2階へ行った後すぐに食べているらしく、1時間後に下に行くと食べた形跡が。
もぉ~なんなの? おまえは野良猫かっ
私があれこれうるさく言ってるならその態度もわかるけど、これだけ自由にさせているのに。
さすがにもう限界だったので、母に気持ちを伝えた。
母は自分の食生活がわがままであることは以前から自覚しているし、
私を避けることに関しても思いあたるところはあるらしく、
とにかく勝手気ままに食べたいんだと悪びれもなく言い放った。
それは無理。
いまの母は食べ物を温める事もしなければ、後片付けもできなくなっている。
夏には大変なことになってしまう。
そしてなにより、いつか体を壊すだろう。
もうダメだ。
もう黙認できない。
とりあえず、いきなり3食決まった時間に私が作った物を食べろと言っても無理だろう。
つまみ食いをやめろと言っても母の生活圏に冷蔵庫があるのだから不可能。
だから、
「とにかく、冷蔵庫に行く回数を減らす意識を持って。
そして、私から食事を促された時はそれに応じる習慣をつけて」
とお願いした。
すべては母の自覚次第。
本当に私の訴えが心に響いたなら自然に態度を改めるだろうし、
それでもダメなら・・・
もう冷蔵庫に食べ物を入れない様にするしかない。
もしくは2週間くらいショートステイに詰め込んで、
食事は3食決まった時間に食べるものだと体に覚えさせるか。
このくらいしか私には思いつかないけど、
私が単独でやると母からの猛反発を食らうと思うので、
その時が来たら、ケアマネさんや訪看さんにご協力いただこうと思います