母が文字を書けなくなってきたので、家計簿を書かせるにも一苦労しています。
もう、「へん」と「つくり」を理解できないんですよね。
例えば 証明 という字を書こうとすると、ごんべんの隣に月を書いちゃう。
・・・それ・・・なんて読むの?
しょうめい これでいいんでしょ?
証明は2文字だよ?まずは「証」の文字を書かなくちゃ
(でもやはり、ごんべんの隣に月を書こうとする母)
ごんべんの横には正しいっていう字を書くんだよ?
(今度は「言」と「正」をそれぞれ独立させて大きく書いてしまう母)
こうやって書くんだよ (と言って見本を見せる)
(でもやはり、ごんべんの隣に月を書こうとする母)
・・・平仮名で書こうか
うん
とこんな感じ。
別に家計簿なんて読めればいいんだから、すべて漢字でちゃんと書かせようなんて思ってない。
母が平仮名で書き出せば黙って見てるし、
日によってはカタカナで「いおん」とか「ぱーま」とか買いたりするけどそれもOK。
でも、漢字を書き出す分にはなんとかその記憶をつぶしたくないと思ってしまうのです。
以前はヒントを出せば「あーそうだったそうだった」とスラスラ書き始めたものですが、
今は私の言っている内容が理解できず、お手本を書いても困惑するだけ。
悲しいですね。
本人が1番辛いとは思うけど、見てる方も切ないです