例の方に誓約書を書かされて、すったもんだしていた頃、
我が家ではテープレコーダーが大活躍していました。
父は例の方との電話を録音するため。
私は認知症の母と「言った言わない」でモメないため。
母は機械オンチなので使用不可。
今になって思う事は、
録音してもそうそう上手い証拠なんて取れないし、案外取りっぱなしのまま放置されるってこと。
実際今となっては、なにが録音されているかなんてほとんど覚えていません。
で、よせばいいのに聞いちゃった私。
出だしは母の声。入れ歯もしないでフガフガ文句を言っている
うわ~言ってる事が自分勝手過ぎてモロ認知症ってカンジ。キモっ
そして、そのフガフガに相槌をうっているゾンちゃん。
え???違うっ。私の声だっ
テープレコーダーを通すと、電話の向こうのゾンちゃんの声にそっくり。
今まで両親が私達の声を間違ったことはあったけど、自分自身が聞き間違うなんて。
しかもあんなやつと~ キモっ
最後は父とゾンちゃんのバトル電話。
怒ってる時のゾンちゃんの声は超デカいので電話口からダダ漏れなのですが、
やっぱりテープレコーダーだと鮮明には聞こえないですね。
むしろ家来のようにヘコヘコ謝っている父がキモいのなんのって
父がこんなだったから、奴が調子に乗って裁判まで起こしたといっても過言じゃない。
「高い薬を買ってもらってるから逆らえない」だなんてまんまと騙されて。
死んでから過剰請求されてりゃ世話ないわ
とは言え、
こんな録音でもいつかなにかの役にたったら困るので、消去まではできない私なのでした