昨日ケアマネさんが早速シルバーデイケアの方に連絡を取ってくださり、
「まずは主治医に承諾をもらうことから始めましょう」ということだったので、
いつも診察時に付き添ってくださるデイケア看護師さんと電話で打ち合わせをしました。
診察は1月中旬なので、進展はちょっと先になりそうです。
で、ついでに母の 意味不明発言
についても訪ねてみたところ、
看護師さんの知る限り、やはり思いあたるようなことはなかったそうです。
他にも、母の行動についてお互いに情報交換してみたところ、
母が主張していた「毎回参加人数が2~3人しかいなくて活気がないから嫌!」というのは偽りでした
少ない時でも4~5人、多い時はちゃんと10人以上いるそうです。
そして、さらなる新事実が発覚!
月曜日、母は本当に私物を持ち帰るつもりで、
「荷物はあとで持ち帰りますね。〇階(シルバー)に移動するんですもんね?」
と看護師さんに言っていたらしい
やっぱりなにもわからなくなってたんですね。
「お母さんが口火を切らない限りなにもはじまらないんだよ?まずはス️タッフさんに相談しなくちゃ」
と、日々言い続けたのは無意味だったようです
1番大切な相談をすっとばした上に、シルバーに行けるものと勝手に思っちゃってる
看護師さんにしてみれば、その時点でデイケア移行のことをまったく知らないので、
ショートステイのなにかと勘違いしてるかな???ぐらいに思っていたし、
結局荷物も持ちかえらなかったのでそのままにしていたようです。
で、昨日私が電話した段階で初めて母にデイケア移行の意思がある事を知り、
「あ~そういうことだったんですね」と腑に落ちていらっしゃいました。
そして、同時に落胆もしてました。
そりゃそうですよ。「自分達が至らなかったんじゃないか」って思っちゃいますもんね。
全然そんなことないのに・・・本当に申し訳ない気持ちでいっぱいになります
ていうか、スタッフさんにそこまで言っておきながら、
たまたまその日がちょっと楽しかったからって、しれっと荷物を置いて来る母もどうなのかと
今の母はもう・・・「判断能力がない」と言われても仕方のないレベルですね。
まるで神様が「裁判が終わるまでは!」と魔法をかけてくれていたとしか思えません。
今の母の状態が例の方に知れたらと思うとゾッとします
思えば、確かに母の認知症の進行はゆるやかでした。
むしろ、5年前に診断された時からほぼほぼ同じ状態をキープしていたと言っても過言ではありません。
途中でメマリーを処方された時なんかは覚醒すらしましたからね。
あれがなかったら、ガッチリと成年後見人がついて、
例の方と離れたくても離れられない環境になっていたことでしょう。
(なにせ戸籍上はまぎれもなく長女で実娘なのだから)
きっと、すべては神様のご加護だったんですね。
人生には後からわかることってたくさんあると思うのですが、
ここ数年、そういう不思議なことが本当にたくさんあってただただ驚くばかり。
遺産分割 ・ 成年後見問題 ・ 訴訟 ・ 公正証書遺言
母は認知症でありながら、たくさんの大きな問題を乗り越えました。
そして力尽きて現在に至った。
なんか・・・不憫ですよね。
腹がたって優しくできない時もあるけど、できる限り「思いやり」を忘れない様にしよう。
反省