不意打ちは命とり | こんな娘でごめんなさい

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末期癌の父を看取った後は、認知症の母の在宅介護を5年。
現在母は脳出血で入院中で、このまま病院で暮らすことになりそうです。
私自身も遅れてやってきた介護ダメージと戦いながら、日々新しい人生の準備中~。

 

認知症の家族と暮らしている人達はみんな、

 

 

「叱っちゃいけない。優しく、ゆっくりルンルン

 

 

と、心に言い聞かせて暮らしていると思います。

 

 

実際、怒っても仕方ないですしね。

 

私も最近になって、やっと「まぁ、いっか」と流せるようになりました。

 

 

でも、どうしても流せない時があります。

 

それは、

 

 

 

不意打ち!!

 

 

 

一緒にいる時におかしな行為をされる分にはいいんです。

 

「くるぞくるぞ~」って予測ができるし、大事に至る前に軌道修正できますから。

 


でも、

 

2階から1階に降りてきて突然とか、外出先から帰ってきて突然に、

 

 

危険を伴うとんでもない行為

 

 

を目の当たりにした日には、そりゃあ声も大きくなりますよ。

 

 

相手の事が心配だから怒るんですけど、


でも1番は、やっぱり自分の保身のような気がします。

 

だって、その行為によって、自分にも災難が降りかかることが明白だから。

 

そんな時にはどうしても、


「自分のケツも拭けないくせに、私にばっかり迷惑をかけやがってムカムカ


という気持ちになってしまうんです。

 

で、言わなくてもいい小言をポロっと言っちゃったりしてね。

 

そして当然認知症患者は訳のわからない取り繕いをして火に油をそそぐという負のスパイラル。

 

 

 

同じ突然でも、


病気や怪我の時は冷静に優しく接することができるのに、

 

「おいた」に限っては、まったく余裕がなくなりますね。情けなや~↓↓

 

 

こればっかりは慣れと諦めなんでしょうけど、

 

おそらく介護する側にとっては「永遠のテーマ」のような気がしますチュー