なんてやつだ | こんな娘でごめんなさい

こんな娘でごめんなさい

            

末期癌の父を看取った後は、認知症の母の在宅介護を5年。
現在母は脳出血で入院中で、このまま病院で暮らすことになりそうです。
私自身も遅れてやってきた介護ダメージと戦いながら、日々新しい人生の準備中~。

 

例の方が、父の通院に付き添っていた頃のこと。

 

 

恐竜くん 今度の通院の時、病院が終わったら定山渓温泉に行くから、

 

    ちゃんと着替えの用意とかをしてきてね

 

 

おじいちゃん えっ?突然言われても困るし、俺は通院だけで精一杯だ

 

おばあちゃん 今のお父さんの状況じゃ外泊は無理よ

 

 

恐竜くん はぁ?お話にならないわ。もう予約もしちゃってるからキャンセルできない

 

 

おじいちゃん それはお前が勝手にしたことだ。とにかく俺は行けない

 

 

恐竜くん 首に縄を付けてでも連れていくからっ

 

 

 

と、しばらくモメていましたが、結局は「行って事が収まるなら」と両親が判断

 

(こういう思考が自己愛性人格障害をつけあがらせる)

 

 

おばあちゃん お父さんと相談したんだけど、温泉にお世話になろうと思って・・・

 

 

恐竜くん 行ってくれるの!?ありがとうラブ

 

(散々モメてから行っても楽しくないのに、自分の欲求が通れば大満足の自己愛思考)

 

 

 

で、いざ温泉に着いてからの会話。

 

 

 

恐竜くん じゃ、私 お風呂に行って来るね

 

おばあちゃん あ・・・じゃ、私も一緒に

 

恐竜くん いえ、私はひとりで行きますので 

    (敬語でバッサリ切り捨て)

 

おばあちゃん ・・・ポカーン 

 

おじいちゃん ・・・(怒)

 

 

 

 

いったいなんのための温泉旅行なんでしょうね。

 

認知症の高齢者をひとりで大浴場へ行かせるなんて。

 

しかも初めてくる温泉施設なのに。

 

 

こういう「裸のお付き合い」が慣れてない人は、これからなにかと苦労すると思います。