忘れることも幸せ | こんな娘でごめんなさい

こんな娘でごめんなさい

            

末期癌の父を看取った後は、認知症の母の在宅介護を5年。
現在母は脳出血で入院中で、このまま病院で暮らすことになりそうです。
私自身も遅れてやってきた介護ダメージと戦いながら、日々新しい人生の準備中~。

 

 

火曜日はプールでデイケアをお休みし、水曜日は元々お休み。

 

そんなわけで、昨日の母は3日ぶりのデイケア。

 

 

母が朝からボーっとした感じだったので軽く脳トレ。

 

 

 

血圧測定値くるくる読めた

 

自分の名前くるくる言えた

 

生年月日くるくる言えた

 

父の名前ギザギザ忘れてたけど、ヒント出して正解

 

祖母の名前ギザギザ忘れてたけど、ヒント出して正解

 

祖父の名前くるくる正解

 

兄達の名前くるくる正解

 

 

 

 

むむー自分の夫の名前を忘れるとは。。。

 

まぁ、去年だったか市役所で聞かれた時も答えられなかったので、

 

初めてのことじゃないんですけどね。

 

 

こんな感じで例の人のことも忘れてくれたらいいのに。

 

名前も、いままでのゴタゴタも、丸ごとぜーんぷ。

 

 

誰かに、「お子さんは何人ですか?」って聞かれたら、

 

「私には、一緒に暮らしてる娘の他に、もう1人娘がいるんですよ。

 

 あら、でも名前も年齢も忘れちゃったわ。どんな子だったかしら?」

 

ぐらいの認識がちょうどいい。

 

そしたら私も今ほど気を揉まなくていいし、母自身も辛くないと思う。

 

 

できることなら、私の記憶からも消し去りたい。

 

ぼんやりと「私にはお姉ちゃんがいたっけなぁ~」ぐらいでいい。

 

 

ここ数年間、ずっと振り回されっぱなしで本当につらかったから。

 

裁判で、時間もお金もいっぱい使った。

 

いや、正確には使わされた。

 

巻き込まれた。

 

私達が一切相手にしないから、裁判所を利用して無理矢理引きずり出された。

 

 

 

あの人に言われた「疫病神」って言葉、そっくりそのまま返してやりたいバイキンくん

 

 

 

そんなこんなもひっくるめて、

 

忘れてしまったほうが幸せってこともあるような気がする。