損害賠償請求の訴訟 やっと終結しました | こんな娘でごめんなさい

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末期癌の父を看取った後は、認知症の母の在宅介護を5年。
現在母は脳出血で入院中で、このまま病院で暮らすことになりそうです。
私自身も遅れてやってきた介護ダメージと戦いながら、日々新しい人生の準備中~。

 

 

 

訴訟を提起されてから約1年かかりましたが、やっと和解成立で裁判が終了しました。

 

 

和解内容は、

 

「原告は被告への金銭要求を取り下げる。

 

 また現時点において、双方には本訴訟及び何らの債権財務もないものとする」

 

というような事で決着しました。

 

正式な書面は後日送られてくるそうです。

 

 

簡単にいうならば、

 

原告が主張する内容では損害賠償請求は認められなかったので原告が諦めた。

 

そして、現段階において両者の争いはすべて清算されたということ。

 

ようするに、原告が別件で新たに訴訟を起こす事はできないし、

 

こちらも不当訴訟を起こされたと訴えるような事はしない。(元々する気はないけど)

 

って感じですかね。説明が下手でごめんなさい。

 

 

ただ、これだとこちらに都合のいいことばかりで、原告にあまり旨みがないように感じますよね?

 

そこで、あちらが妥協した”旨み”というのが”母との面会”でした。

 

※法律的な内容ではないので和解文書には記されません

 

 

常識で考えれば、

 

「え?弁護士を雇って何10万も使ったのに?面会だけ?それで満足なの?」

 

と思われることでしょう。

 

そうなんです。

 

原告は、自分の非を認めず悪あがきを繰り返したがゆえにどんどん形勢が悪くなり、

 

母親との面会さえも、訴訟を起こしてやっと実現できる状態だったのです。

 

それも、裁判所や被告側が和解案に「包括的な清算条項」を組み込みたいがために、

 

ほぼ形式的に受け入れた和解条件でした。

 

 

ぶっちゃけた話、面会も対話も、尋問に進めば可能なことです。

 

※尋問質問は弁護士だけでなく当事者もできるらしい

 

なのに原告は和解案として受け入れた。

 

どういうことかおわかりですか?

 

原告は「敗訴」したくなかったのです。

 

和解だったら、どうとでも自分の都合のいいように解釈できますからね。

 

「私は負けたんじゃない。損害賠償請求を取り下げてやったんだ」 そう思った事でしょう。

 

 

 

原告と母の面会にはいくつかの制約がありました。

 

 

・面会時に原告が伝えたいという内容をこちらが事前に確認し、了承できる内容であること

 

・原告が気持ちを伝えるのは構わないけれど、母からの回答義務は一切なし

 

・面会の内容が原告の思ったものと違ったから和解はしないと言い出す事を考慮し、

面会は和解手続きを正式に終えた後に行う

 

・書面に記していない事も話し出しだした場合は裁判官ないしは代理人が静止する

 

 

 

以上の制約を元に、裁判官と両代理人同席の元での面会でした。

 

結果としては、本当に粛々と書面で提出された内容を話して終了だったらしく、

 

5分ほどで終了したようです。

 

 

内容としては、

 

 

今の私があるのは両親のおかげだと思っている。

 

お父さんは亡くなってしまって伝えられなかったので、お母さんには伝えられてよかった。

 

実は自分は職場の部署が移動になり、そこでいろいろと精神的苦痛を感じるので、

 

思い切って今年いっぱいで職場を退職し、その後は外国に移住しようと思っている。

 

今回はこんな事になってしまったけれど、お母さんが私を受け入れてくれる気になったなら、

 

私の代理人の先生に連絡してほしい

 

 

ということだったらしいです。(イケメン先生と母からの情報をまとめた結果)

 

 

正直、あまりにもスルスルと終わったので拍子抜けしてしまったほどの終結でした。

 

 

ただ、イケメン先生に、

 

「じゃあ、もう今後は接触してこない感じでしたか?」 と聞くと、

 

「いや~あれだけ流動的な人ですからね、

 

 今は自分で納得したつもりでもコロッと変わる事はあるかも知れません。

 

 ただ今言える事は、裁判はこれで本当に終わったということです」

 

と、おっしゃってました。

 

 

今までの彼女の奇行を思い起こすと、

 

こちらが「これでやっと終わった~」と思っても、平気でなかった事にされるのが常だったので、

 

今回も本当に海外に移住してくれるまで安心はできないと思います。

 

それに例え海外に行ったとて、電話や手紙は可能ですからね。

 

でもそこはこちらが対応しなければいい事だし、

 

少なくとも自宅のまわりをウロチョロされる事はなくなるので、それだけでも安心して生活できます。

 

 

まだまだ彼女への恐怖や不信感は拭いきれませんが、少しづつ忘れるしかなさそうです。

 

 

母の認知症が、裁判が終わった事でどう変化するかわからないし、

 

私自身も子宮筋腫の治療で体調がすぐれない事が多くお仕事も無理そうなので、

 

その期間をうまく利用して様子見しようと思います。

 

その頃には雪かきのウインターシーズンに突入するので、雪かきをしながら就活の下準備を始め、

 

来春には、母の介護に支障が出ない程度にお仕事に出られたらいいなと思っています。

 

 

 

みなさん、長い間応援していただき本当にありがとうございましたaya

 

私がみなさんのお力になれる事などあるのかわかりませんが、

 

なにか協力できるようなことがありましたら、お気軽に声をかけていただけると嬉しいです。

 

 

それでは長くなりましたがご報告でした~花