教授の回診に圧倒されたー! | こんな娘でごめんなさい

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末期癌の父を看取った後は、認知症の母の在宅介護を5年。
現在母は脳出血で入院中で、このまま病院で暮らすことになりそうです。
私自身も遅れてやってきた介護ダメージと戦いながら、日々新しい人生の準備中~。

雪道と奮闘する事3時間 やっと母の病院にたどり着きましたガクリ



いつも母を見舞う時には直接病室へ行かず、


まずはナースステーションで情報を聞いてからにするのですが、


なんとビックリ!母も週末は熱を出してダウンしていたとの事。


親子でダウンしてたなんて妙なシンクロ現象あせる



尿路感染症だったそうで、


一時は39℃近い熱が出てたのに本人はまるで自覚がなく、


看護師さんが、『ご飯をあんまり食べないからおかしいな~』 と思いつつ、


いつもの検温をしたら、あらビックリ!みたいな。



私が行った時はまだ点滴をしていましたが、


熱はすでに37℃まで下がっていたので一安心です。



それともうひとつ驚いたのが教授の回診。


看護師さんに母の様子を聞いている際、


『火曜日の午後は教授の回診があって、ちょうど今回ってますよ』 と。。。


そんな回診があったとは知らずに偶然来てしまい、


しかもまさかの冬道のせいで遅れたのが功を奏したようです。



ダッシュで母の病室に向かうと、母の隣の病室の入り口に医師団がワラワラと。


す・・・すごい。いったい何人いるの?


多分20人くらいいる。廊下にあふれかえってるもんっあせる


ていうか、これって母の病室が終わった後なの?それともまさにこれから?


とにかく母の元に走り状況確認。


私が来る事を知らなかった母は、そっちでビックリ。


2人で慌てふためいているうちに、教授が颯爽と入室していらっしゃいました。


おぉ!これからは母の病室だったのね。ナイスかお


どうやら、ギリギリで間にあったようです。



母に関しては、


大方の検査は終わったので、


これからは認知症治療薬として ”アリセプト” を投薬して行きましょう!


という教授と医師の会話が聞こえ・・・




『やめてっ!ダメっ!アリセプトは母が発狂するって伝えておいたじゃんっ怒


と心で叫ぶ私。


でも、この病室を埋め尽くすかのごとく存在する医師団の前で、


果たして教授に意見していいものだろうか???


図々しい私もさすがに躊躇する。。。


でも・・・アリセプトはマジで勘弁。


勇気を出して声を発してみる。



『あ・・・あのぅ・・・アリセプトは前に飲んだんですけど・・・攻撃性が・・・ゴニョゴニョうう



すると教授も医師も、


『あっ!そうだったそうだった!ごめんね。ご家族はアリセプト怖いよね』


と言ってくださり、似たような作用で違う薬もあるからと、


明日から ”メマリー” というお薬を出してくださるそうだ。


えがったぁ~。



その後、教授は違う患者さんの回診に進んだけれど、


母の担当医の先生が残ってくれて、


検査も大方終わって、近いうちに担当医師でカンファレンスを行うので、


それが終わったら、ご家族にも検査結果の説明をしますのでとの事。



それにしても ”教授の回診” って初めて見たわ~。


まさに 『白い巨塔』 そのものだった。


ただ、こちらの教授は太陽のようににこやかなので(顔も真ん丸だし)、


財前教授みたいな厳しいオーラは皆無だけど。



母と2人で興奮しちゃいました。


(ていうか、母は今月頭に入院してるんだから今回で3回目のはずなんだけど?)


雪の中、渋滞にも負けないで行ってよかった~きゃー