雪道と奮闘する事3時間 やっと母の病院にたどり着きました
いつも母を見舞う時には直接病室へ行かず、
まずはナースステーションで情報を聞いてからにするのですが、
なんとビックリ!母も週末は熱を出してダウンしていたとの事。
親子でダウンしてたなんて妙なシンクロ現象
尿路感染症だったそうで、
一時は39℃近い熱が出てたのに本人はまるで自覚がなく、
看護師さんが、『ご飯をあんまり食べないからおかしいな~』 と思いつつ、
いつもの検温をしたら、あらビックリ!みたいな。
私が行った時はまだ点滴をしていましたが、
熱はすでに37℃まで下がっていたので一安心です。
それともうひとつ驚いたのが教授の回診。
看護師さんに母の様子を聞いている際、
『火曜日の午後は教授の回診があって、ちょうど今回ってますよ』 と。。。
そんな回診があったとは知らずに偶然来てしまい、
しかもまさかの冬道のせいで遅れたのが功を奏したようです。
ダッシュで母の病室に向かうと、母の隣の病室の入り口に医師団がワラワラと。
す・・・すごい。いったい何人いるの?
多分20人くらいいる。廊下にあふれかえってるもんっ
ていうか、これって母の病室が終わった後なの?それともまさにこれから?
とにかく母の元に走り状況確認。
私が来る事を知らなかった母は、そっちでビックリ。
2人で慌てふためいているうちに、教授が颯爽と入室していらっしゃいました。
おぉ!これからは母の病室だったのね。ナイス
どうやら、ギリギリで間にあったようです。
母に関しては、
大方の検査は終わったので、
これからは認知症治療薬として ”アリセプト” を投薬して行きましょう!
という教授と医師の会話が聞こえ・・・
『やめてっ!ダメっ!アリセプトは母が発狂するって伝えておいたじゃんっ』
と心で叫ぶ私。
でも、この病室を埋め尽くすかのごとく存在する医師団の前で、
果たして教授に意見していいものだろうか???
図々しい私もさすがに躊躇する。。。
でも・・・アリセプトはマジで勘弁。
勇気を出して声を発してみる。
『あ・・・あのぅ・・・アリセプトは前に飲んだんですけど・・・攻撃性が・・・ゴニョゴニョ』
すると教授も医師も、
『あっ!そうだったそうだった!ごめんね。ご家族はアリセプト怖いよね』
と言ってくださり、似たような作用で違う薬もあるからと、
明日から ”メマリー” というお薬を出してくださるそうだ。
えがったぁ~。
その後、教授は違う患者さんの回診に進んだけれど、
母の担当医の先生が残ってくれて、
検査も大方終わって、近いうちに担当医師でカンファレンスを行うので、
それが終わったら、ご家族にも検査結果の説明をしますのでとの事。
それにしても ”教授の回診” って初めて見たわ~。
まさに 『白い巨塔』 そのものだった。
ただ、こちらの教授は太陽のようににこやかなので(顔も真ん丸だし)、
財前教授みたいな厳しいオーラは皆無だけど。
母と2人で興奮しちゃいました。
(ていうか、母は今月頭に入院してるんだから今回で3回目のはずなんだけど?)
雪の中、渋滞にも負けないで行ってよかった~