■前場 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
S22035-15 +20
-21960 +75
計 +95
~雑感~*~*~*~*~*~*~*~*~
イタリアの政局不安でダウ-391ドル下落
225も夜間は22000割れました。
米国債権利回り低下
リスク回避の円買いで108円台
■本
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『アムステルダム』 イアン・マキューアン
小山太一 訳
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モリー・レインが認知症を患い亡くなる。生前、彼女は才色兼備で
美しい恋多き女性だった。モリーをめぐる現在の夫、過去につき合って
いた男性たち。 彼女が残したスキャンダラスな写真をめぐって
モリーの元恋人だった男たちの運命は変わっていきます。
1998年度 ブッカー賞受賞作品
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モリーの現在の夫ジョージ、
過去の元恋人の作曲家クライブ、同じく、元恋人の雑誌編集長のヴァーノン
彼らは皆、知り合い同士の関係です。
モリーの死後
作曲家 クライブ は創作活動に苦悩して心の闇に蝕まれていきます。
雑誌編集長のヴァーノン はモリーが残した写真を特ダネとして雑誌に掲載しようとします。
そこから、彼らの人生が変わっていきます。
名声や地位を手に入れた人たちが
次第に破壊へと崩れていく過程の描写は重く響きます。
ヴァーノンに関しては世論は残酷な面もあります。
絶好調だった彼には、このような展開が待ち受けてるとは予想出来なかったと思います。
カズオ・イシグロさんの作品や、
『終わりの感覚』 ジュリアン・バーンズ
などの作品でも感じましたが、
イギリス小説特有の
ちょっとブラックジョークがあったり、
作品の伏線がわかりにくいところがあるので
どうしても、集中して読んでしまいます。
そして、読んだ後に 考え込んでしまったり、
思い出したりして、深い余韻が残ります。

ジュリアン・バーンズの『終わりの感覚』では、
以前、ちょっと辛口の感想を書いたのですが、
今でも、たまに作品のある部分を ふと思い出すことがあります。
それだけ、自分の中に残っているというのは
紛れもない事実なので、何だかんだ言っても
作品が自分にとって影響があったのは間違いないようです
(なので以前書いた辛口な感想は、すべて撤回したいと思います
)
そして、この作品も非常に心に残り、刻まれたと思います。
その光景など諸々は、時間をおいても、忘れかけた頃に、
同じように ふと、思い出す時が、
きっと、くると思います
タイトルの
『アムステルダム』
アムステルダムは 安楽死が合法なので、(オランダは麻薬も合法)
タイトルはそこからきているのだと思います。
著者が気になり、少し調べましたが、
イアン・マキューアン
彼はタブーを書くことで有名らしいですが、
この作品においては、そんな事はありませんでした。
(少々、汚い言葉の表現も少しだけありましたが)
今度は『贖罪』を読んでみたくなりました。
よい一日を~




















