先日、キャノンの新型ビデオカメラ『XA20/25』をショップで触ってきました。
結構期待していた機種ではあったのですが、実施触ってみて「良かった/微妙」などなどの感想を書き綴ってみます。
あくまで個人的な感想ですので、宜しくお願いします。
普段使っているのがZ5j/NX5jとかなので、そのあたりとの比較が多くなると思います。
ちなみに画質に関しては大きいモニタで見ていないのでわかりません。
・サーボ(シーソーズーム)
サーボの性能はレバーをゆっくり押しこんだときのズーム速度変化がなめらかで不自然さがないかどうかというのを指しています。
サーボによるズーミングは可もなく不可もなくという感じでした。
ソニーのNX-70jやパナのAC-90よりも全然上だけどもZ5jほどではないくらいの印象です。
慣れれば十分使える性能だと思います。
ちなみにXA10と比べてズームスピードの最高速度は増していると感じました。
結構早いです。
・マニュアルリング
フォーカスリングとして使った場合はほぼXA10と同じ感触でした。
精度の高いピン合わせがしやすい半面、長い距離のピン送りは結構回さないといけないのがもどかしくもあります。
ズームリングとして使用した場合ですが、結構癖があると感じました。
リングを回してからズームが始まるまでに結構な時間差があります。
AC-90のズームなんかが近しいフィーリングかなぁと思います。(うろ覚えですが)
普通に回してもズームスピードはゆっくりめなので、早いズームをしたいときは結構思いきりよく回さなければならなかったです。
カクカクズームにはなりにくく、安定感のあるズーミングがしやすいと感じました。
しかしながらサーボの性能がちゃんとしているので、リングはフォーカスで使うことが多くなりそうです。
・カスタムボタン/リング
XA10ではバッテリーの左横にあったカスタムボタンとリングですが、レンズの近くに移動しましたね。
すごい小さいリングですが場所自体は使いやすいと思います。
使い方はマニュアル露出の出番が一番多そうなのですが、個人的に困ったことに絞りの回転方向が上オープンしか選べないようです。
普段、下オープンで慣れているのでちょっと困惑しました。
せめて上か下か選べるようにして欲しかったです。
(かなり個人的な問題なので、一般的には気にならないと思いますが)
そしてカスタムボタンの位置なんですが、ハンディの時は問題ないのですが、雲台に横幅のある三脚に乗せたときにやたらと押しづらいです。
たぶん直接プレートを付けるのではなく、クイックシューを間に挟んで隙間を作ると押しやすくなるとと思いますが、若干気になりました。
・ハンドル(XLR入力)
内蔵マイクと外付けマイク(XLR)で1ch/2chにそれぞれ割り振れるようになりましたね。
(XA10だとできなかったと記憶しています)
大体編集の時の現場音はガンマイクの方を使いますが、やっぱり何かあった時の保険で音は2系統入れておきたいので助かります。
あと、音レベル調整にオートが付いたのも地味に嬉しいところです。
・アサインボタン
今回、アサインが5つあるということでかなり嬉しかったのですが、ちょっとだけ残念な部分がありました。
個人的にアサインには入れておきたいゼブラとピーキングがアサイン登録できないようです。
正確にはアサインボタン一発で出し入れするのが出来なくて、『露出』『フォーカス』などを登録しておいて、それぞれの画面を呼び出してタッチパネルで操作すればよいのですが、2アクション必要なのがちょっとガッカリでした。
私が登録するとしたら、『AF/MF』『フォーカス』『WB』『手振れ補正』『パワードIS』『露出』あたりを状況によって使い分ける感じになるのかなと考えています。
正直、もっと登録できる機能が中型ハンドベルト(Z5j系)に近しい内容にして欲しかったです。
・ピーキング表示を出すときに液晶をモノクロに出来る。
画面がモノクロになり、ピーキングの表示だけがカラーで表示される設定がありました。
ビクターのGY-650なんかに搭載されている機能ですが、モノクロの方がピントが合わせやすいので良いです。
ピントの合わせやすさは個人的にZ5jよりも上だと考えます。
また、モノクロの方が露出が見やすいのも助かります。
・高感度ノイズ
小型のモニタで見ただけなので、何とも言えませんし、許容範囲難は人それぞれなので参考にはならないと思いますが…。
18dBくらいまでは暗部のノイズがほぼ気にならないと感じました。
24dBくらいからはさすがにザラザラです。
ぱっと見はXA10より良くなってる感じがするので、個人的には十分な高感度性能だと思います。
全体的に機能と操作性はXA10に比べてかなり良くなっているという印象です。
小型なのに撮影を中断せずに(画を作り続けたままで)様々な設定が操作できるカメラだと感じました。
これは記録用途ではとても重要なことです。
素早い操作に関しては物理的なボタン数が少ないので中型ハンドベルトに及ばないところはありますが、進行が忙しくないイベント撮影などであれば十分使えそうです。
書き出してみて良いとこダメなとこの整理は出来ました。
あとは買うべきか否か悩むだけ…。
