譲り受けた物たち | ときどきブログ

ときどきブログ

ブログの説明を入力します。

先日、祖母宅へ行った時のこと。

祖母が長いこと習って、作りためてきた鎌倉彫の作品を頂きました。

目が見えにくくなってからは細かく彫ることができなくなった、という理由で習いごと自体は、もう何年か前に辞めてしまったのですが。

それでも2~30年続けた習いごと[みんな:01]
(私には驚異的だわ)
たくさん作品を見せてもらいました。


photo:01



姉が嫁ぐときに使えそうな物はだいぶ持ってったらしいですが[みんな:02]、それでもこのダンボールと、もう一回り大きい1箱とありました。


少しご紹介。

photo:02



こちらは、かなり最後のほうで作られた作品。
「結婚するときあったら便利でしょ。セット物作ってあげる。」
と、当時20代後半になった私の為に、プレッシャーと共に作られた5枚組の菓子皿[みんな:03]

photo:03



お絞り置き、

photo:04


祖母イチオシの絵皿。
なんだか、機械作りの既製品に見えてしまう~[みんな:04]

photo:05


それは下手だからやめておきなさい。

と言われたけれど、私にはこちらの手作り感が感じられる方がしっくり来ます[みんな:05]


photo:06


これはずいぶん年季が入ってるなぁ。


photo:07


と思って、包んであった新聞の日付を見ると、
1989ねんっ、[みんな:06]



そうよねー。
私が子どもの頃、月1くらいのペースで祖母宅に遊びに行っていたのだけれど、祖母はいつも何かを彫っていました。
私たちが着くと片付けを始めたのばかり覚えてる。
そして、壁には毎回違う絵皿が掛けてあったような。


我が家(母)もだいぶもらってましたが、人にあげてしまったり、姉が持っていったりと、けっこう減ってはいるはずなのだけど、一体どれだけ作ったんでしょう[みんな:07]


余談ですが、最初の茶菓子皿。
木に彫刻をしたあと漆職人のところで塗ってもらうのですが、1枚に1万かかったらしい[みんな:08]

鎌倉でよく売られてるのみるけど、そんなに高いの、ないですよーーー!

自分で作ってるのに、なんて高い習いごとなんだ…!
と、これもまた驚異的。

売られてるものは中国の漆だから安いのでは?
と言っていましたが、どうなのだか。。。



昔よく、鎌倉彫だけでなく塗りの勉強もしておけば良かった、と口癖のように話してましたけど。

うーん。

作品全部にかかった費用を考えると…
私には手が出ない[みんな:09][みんな:10]


いちばん気に入った作品はまた次回[みんな:11]



iPhoneからの投稿