なかなかスケジュールの合わなかった習いごとメンバーですが、
2月に入ってようやく新年会を行うことができました。
今回のメンバーは7人。
場所は、日本で唯一(らしい)のクロアチア料理専門店!
いろいろなお店に詳しい方の提案でこのお店になりましたが、
「クロアチア料理って??」と、まったく誰も想像できない。
(そもそも私に至っては、どこにあるのかすらわからない。ヨーロッパよね?って程度)
なので、とても興味ありで楽しみにしていました。
京橋駅から徒歩1分。
オフィス街なので日曜の夜は閑散としている中、ひっそりとお店は営業してました。
ふんふん。
クロアチアってこんな国旗なんですね~。
即席で調べたところによると、
公用語はクロアチア語
セルビア語系の言語だそうです。
英語・ドイツ語など複数の言葉が通じるそうです。
さすがヨーロッパ!
入り口の感じはとても小さそうなお店。
中に入ると、洞窟のような感じの石造りな店内。
写真は、店の一番奥から入口側を撮ったもの。
6時からの予約でしたが、この時点ではまだ誰もおらず貸切~な状態でした。
メンバーの調べてきたところによると、クロアチアワインというのが人気らしく、
人気すぎてなかなか手に入らないのですって。
ワイン好きのメンバーたち、さっそくメニューを見ていましたが、
人気の赤は噂通りの品切れ中。
なので、白ワインと別の赤ワインを順番に注文。
実際には、ワインよりもビールの消費が一般的に多いお国だそう。
あまりメニュー数はないのでコースでも良かったのですが、
気になるものを全部食べたい!
ということで、アラカルトでの注文にしました。
1品目の前菜の盛り合わせ。
すべて覚えてませんが、
手前左したから時計まわりで、
テリーヌ
ひよこ豆のサラダ (レンズ豆といわれたけど、どうみても違う・・・)
タコとじゃがいものサラダ
魚介のサラダ
鶏肉(だったかしら?)のフラン
前菜ですでに思いましたが、ボリュームのあるお料理のようです
次に出てきたのは、この店人気no.2 の「シュトゥルクリ」
ザグレブ郷土料理で、自家製の平パスタにフレッシュチーズを包んで茹でたもの。
パプリカのオレンジソースと、ホウレンソウのグリーンのソースがかかってます。
ホウレンソウソースの味が強くて、パプリカは感じませんでしたが、
とっても柔らかくもちもちしたパスタ生地はとっても美味しい。
柔らかさといいニョッキのような食感でしたが、小麦粉だけで練っているそうで少しびっくり。
ソースを全部食べたかったのでパンを注文。
こちらも自家製で、くるみやらいろいろ入っていてとても美味しいの。
クロアチア料理には胡桃が多く使われているそうです。
オリーブオイルにとても合うパンでした。
この店に来たら必ず食べるべし!という、
クロアチア伝統のロールキャベツ「サルマ」
日本のロールキャベツと見た目は似てますが、まったく違うお味。
キャベツは2~3週間塩漬けにして発酵させたものなのでとても酸味があります。
(この酸味具合がロシア料理に近いのかと、感じました。)
中には豚のひき肉に、お米!
スープはクロアチアの「ぺゲタ」というスパイスを使ったものらしく、
さっぱりしていて食べやすいです。
付け合せにあるマッシュポテトですが、
これと、ロールキャベツを崩して混ぜて、リゾットのように召し上がってください、とのこと
きれいに盛られてるものをぐちゃぐちゃに・・・・・?
かなり抵抗ありますけど。。。。
でも、マッシュルームのまろやかさが合わさったことで、
キャベツの酸味が柔らかい味に変化します。
単品で食べるより、このほうが確かに美味しい!
料理って不思議ですね~。
こちらはクロアチアでの家庭料理だそうです。
牛ほほ肉とクロアチアの赤ワイン煮込み「パスティツァーダ」
柔らかいお肉に添えられているのはニョッキのクリームソース。
普通に美味しく、言われなければクロアチア料理なのかどうかも気にしなかったかも。
1皿にしっかりボリュームがあるので、この時点でけっこうお腹もいっぱい~。
手長エビと魚介の「ブーサラ」 ボレンタ添え
エビがメインに見えますが、とんでもない!
下にヤリイカまるまる2つ
ムール貝2つ
白身魚が2キレ
そして、トウモロコシの粉から作るボレンタが添えられてます。
素焼きしたお餅のような風味でした。
ソースはこれもクロアチアの赤ワイン使用。
どれも大きく、かなりのボリュームですでに味が分からない~
お腹いっぱいなのに、いっぱいなのに興味からデザートも注文。
試したかっただけなので7人で盛り合わせを2皿。
こちらも左下から時計回りに、
パンナコッタのようなブラマンジェのようなもの
マカロニケーキ
クロアチアクレープ「パラチンカ」
オレンジ風味のプリン
この中で、試してみたかったのがクレープとマカロニケーキ
クレープには黒砂糖入りとのことでしたが、生地の表面にざらざらとお砂糖がまぶしてあり
食感も味もとても美味しかったです。
上に乗っているピスタチオのアイスも絶品でした。
そして、怖いもの見たさで気になったマカロニケーキ
チョコレート味のウイロウを詰めて固めたようなこのケーキ・・・・。
食べた直後の感想は
「なんで、マカロニ入れちゃったんだろう・・・」とみもふたもないもの。
しかも、デザートなのに、チョコ味なのに・・・・オリーブオイルの香りがプンプンと・・・。
いったい何をしたかったんだろう、としか思えないものでした。。
(ごめんなさい)
全体的にはとても美味しく楽しい大人な新年会でした~。
それにしても、どのお皿にも必ずといっていいほど炭水化物の付け合せ。
ボリュームは相当なお料理が特徴のようです。
とはいえ、見た限り、フロアのスタッフさん、調理するかたもみなさん日本人のようでした。
本当かどうかは謎ですが、日本で唯一ということで比べようもないので
実際に本場に行かなくちゃ、どんなお料理なのか実感できない気がしますけどね。
なんて天邪鬼!
今回訪れたのはこちら→★