4月の読書メーター♪(*^ ・^)ノ⌒☆ | み~くまのひとり言

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み~くまです。こぐまが2匹のおかあさんです。
ファンタジー、ミステリー、古典、歴史物から児童書まで、本なら何でも大好き♪
本との一期一会・・・今日はどんな本と出合えるかな☆

4月の読書メーター
読んだ本の数:9
読んだページ数:2705
ナイス数:210

成瀬は天下を取りにいく成瀬は天下を取りにいく感想
本屋大賞にノミネートされたことをきっかけに手に取りました。まずはとても読みやすい。それなりのページ数があったはずですが、さらっと読めてしまいました。それと、登場する女の子たちがとっても元気一杯!主人公の成瀬はもちろん、彼女の幼馴染・島崎もすごく魅力的な女の子でした。自分自身を振り返っても、16歳から18歳の頃ってちょっと特別な時間を過ごしていた気がします。彼女たちの前向きさや見ている世界って、まさにそんな感じ。10代後半から20代の頃に読んでいたら、もう少し強く共感していたかも☆
読了日:04月26日 著者:宮島 未奈
ブラック・ショーマンと覚醒する女たちブラック・ショーマンと覚醒する女たち感想
すごく楽しみにしていた新作。絶対にゆっくり楽しみながら読もうと思っていたのに、あまりにもテンポ良くお話が進むものだから、あっという間に読み終わってしまいました。悔しかったので何度か読み返したのですが、読み返すたびにちょっとした発見があって、再読さえも面白かったです。すっかりキャラが定着したようなので、このままシリーズ化してくれそうな予感。彼等と再会できる日を楽しみに待ちたいと思います。
読了日:04月23日 著者:東野圭吾
契り橋 あきない世傳 金と銀 特別巻(上) (ハルキ文庫 た 19-31)契り橋 あきない世傳 金と銀 特別巻(上) (ハルキ文庫 た 19-31)感想
文字通り、特別な物語たちが待っていました。特に、惣次の物語は胸に染みました。喧嘩別れのような形で五十鈴屋を去ることになったけれど、個人的には惣次のことが好きでした。五十鈴屋を去った後、惣次にも色々なことがあったのですね。改めて彼のことが好きになりました。いつも陽気で前向きなお竹どんが、胸の内に秘めていた想いに触れることができたことも、すごく新鮮で感動しました。上巻だけでも読み応えのある物語ばかり。下巻には果たしてどんな物語が納められいるのか、読む前からとても楽しみです。
読了日:04月23日 著者:髙田 郁
琥珀のRiddle(5)~天使の契約(アストロノモス)~ (ウィングス・ノヴェル)琥珀のRiddle(5)~天使の契約(アストロノモス)~ (ウィングス・ノヴェル)感想
シリーズ完結。守護者不在の中で窮地に陥った時、普段のぼんやりとした姿とは違う、リドルの本質が垣間見えた気がしました。琥珀のためと言いながら、その実、エルもメルヴィもリドルのことを心から愛し、彼自身を護ろうとしてくれていたんですよね。だからこそ、悪魔に介入によっても壊されることのない強い信頼関係が築けたのだと思います。重荷から解放され、本来の若者らしい姿に変わったリドルなら、バーニー以上の活躍を見せてくれる気がします。そんな未来の姿を勝手に想像しながら、もうしばらくの間は作品の余韻を楽しみたいと思います。
読了日:04月16日 著者:篠原 美季
琥珀のRiddle(4)~博物学者と時の石~ (ウィングス・ノヴェル)琥珀のRiddle(4)~博物学者と時の石~ (ウィングス・ノヴェル)感想
リドルが抱える「秘密」が少しずつ明らかになってくるに従い、登場人物(?)のバリエーションがどんどん派手になっていく気がします。大天使や大魔法使いに加え、公爵クラスの悪魔まで登場し、とても普通の人間には太刀打ちできそうにありません。この先、無事に収束できるのかどうか少々心配です。そんな状況の中で、破壊的な活躍を見せるバーニーって、実はすごい奴かもしれませんね。この先の展開がとても気になります。このまま一気に最終巻へ突入したいと思います。
読了日:04月13日 著者:篠原 美季
レーエンデ国物語 喝采か沈黙かレーエンデ国物語 喝采か沈黙か感想
テッサの死から更に一世紀後の世界。レーエンデ人を取り巻く環境は、更に理不尽で過酷なものになっていた。ユリアの子は未だ権力者の手の中にあり、ヘクトルどころかテッサの存在さえ消し去られてしまった時代。そんな中で誕生した新たな英雄は、あろうことか芸術家。確かに「ペンは剣よりも強し」と言うけれど、現実はそんなに甘いものではなかった。今回も、ただただ悔しさと憤りで胸が一杯になった。せめて、リーアンが命がけで生み出した物語だけは、時を超えて生き残って欲しいと強く願う。
読了日:04月11日 著者:多崎 礼
烏百花 蛍の章 (文春文庫 あ 65-7)烏百花 蛍の章 (文春文庫 あ 65-7)感想
本編では描かれなかった物語たちですが、この短編を読んだ前と後では登場人物に対する印象がかなり変わると思います。個人的には、澄尾の印象がガラッと変わりました。また、本編ではほんの少ししか登場しなかった梓と、雪哉の母である冬木の物語はとても胸に染みました。彼女たちの想いに触れて後に、改めて今の雪哉を見ると、何だかとても哀しくなってしまいました。新たな気持ちで「楽園の烏」以降の物語を再読してみたいと思います。
読了日:04月10日 著者:阿部 智里
薬屋のひとりごと 15 (ヒーロー文庫)薬屋のひとりごと 15 (ヒーロー文庫)感想
待ちわびた最新刊!ゆっくり楽しんで読もうと思っていたのに、展開が気になって一気に読んでしまいました。残念(TωT) それでも、壬氏と猫猫との間が少しずつ変化してきていることを感じて、ちょっぴり幸せな気分に浸りました。次巻が出るまでの間に、何度か再読して楽しみたいと思います。
読了日:04月02日 著者:日向夏
悪魔の審判悪魔の審判感想
ようやく訪れたはずの平穏な日々は、見えざる敵の悪意によってあっさりと壊されてしまった。もちろん、彼には「触れない」という選択肢もあったはず。でも、目をつぶることができるくらいなら、そもそも悪魔になることもなかったのだから、こうなることは分かっていたのかもしれない。平穏な生活を捨て、自らの意志で一番苦しい道を選んだ彼の心中を思うと、とても切なく哀しい。この先、彼らがどんな道を選び、どんな形で登場してくれるのか。今からこの先の展開がとても気になる。
読了日:04月02日 著者:神永 学

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