沖縄慰霊の日に・・・ 『ひめゆりの塔』 | み~くまのひとり言

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本との一期一会・・・今日はどんな本と出合えるかな☆

沖縄慰霊の日を迎えるにあたって、先日、テレビで「沖縄戦」について取り上げている番組を観ました。


我々のような、戦争を知らない世代には、想像することしかできない出来事ばかり。


だからこそ、きちんと歴史に目を向けるべきではないでしょうか。


太平洋戦争の中、沖縄戦で命を落とした「ひめゆり部隊」のことを取り上げた作品です。


ぜひ、一度は読んでほしい。

そして、もういちど、一緒に考えましょう。

戦争と平和について・・・

ひめゆりの塔/石野 径一郎
¥440
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先日の「教科書検定」によって、日本軍による自殺強要に関する記述が削除された時にも、大きな疑問を抱きましたが、歴史の生き証人とも言える方々が高齢になるにつれ、事実はどんどんと薄められ、ゆがめられていくのではないかという不安が募ります。


私の両親は、昭和一桁生まれ。

ですから、多感な時期に戦争体験をしています。


また、出身が島根県ということもあり、広島の原爆投下による被爆者が県内にも沢山住んでいることから、学校教育の中でも、かなり熱心に「戦争と平和」について学ぶ時間をもっていたと思います。


そうした環境で育ったせいか、戦争に関する本も、小学校頃からよく読みました。


中でも、この「ひめゆりの塔」は忘れられない本です。


太平洋戦争の末期。

女子学生ばかりで結成された「ひめゆり部隊」。

華も恥らう、10代の乙女たち 200人余り。

その大半が、洞窟の中で玉砕して亡くなっています。


激しい戦火の中、必死で生きようとした彼女達。

一方、「捕虜になるくらいなら、死を選べ」と教える戦争指導者たち。


私達が今暮らしているこの国で、わずか数十年前に何が起こっていたのか。

本土決戦の最終防波堤となって、命を落とした多くの沖縄の人々。


辛いから・・・といって、目をそむけてはいけないと思うのです。


戦争を知らない私も、今では親となり、次の世代へ大切なことを伝えていかなければなりません。


自衛隊の合法化。

憲法の見直し論。

教科書検定。


時代は、何か危険な方向へ進もうとしてはいないでしょうか。


それを正しく判断するためには、歴史の表だけではなく、あらゆる角度からその姿を捉えるべきだと思います。


戦争は嫌いです。

戦争の話を聞くのは、とても辛いです。

戦争映画を観ると、悲しくて泣きたくなります。


でも・・・目を背けてはいけないビックリマーク


あなたは、沖縄戦を知っていますか?


よく知らないという方は、ぜひ、この本を読んでみて下さい。


そして、もう一度、一緒に考えましょう。


平和について・・・


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