春さきに疥癬（カイセン）治療をするために
網で捕まえられて宙を舞ったパッツン
その時は運よく逃げることはできましたが
私への警戒心がそうとう強くなり、ご飯の時でも隠れて出てきませんでした。
でも縁の下でのアイボメック入り美味しいご飯を何度ももらううちに
その警戒心が少し薄らいだのか
疥癬（カイセン）治療がほぼ終わったころには
少し距離が近くなってたように思います。
ただアイボメックを８回飲ませたころにいったん姿が見えなくなり
３週間ほど見なくなったので
元気になりまた放浪の旅にでも出てしまったのかな～
と思う時期がありました。
が３週間後に帰ってきてからは
ほぼ毎日エサ場に顔を出すようになり、
ご飯を普通にもらうようになってからは
私への警戒心もだいぶ薄れてきているのがわかりました。
そのためこれは捕獲のチャンスと思い
粘ってガンバリました。
何が辛かったって・・・
やぶ蚊です。
周りは草一本刈られてないので、普段エサをあげる時もさっさと置いて
逃げるようにその場を離れなければなりません。
それでも足首やお尻を刺されることがありました。
そんな場所でまずは３匹がたっぷりと食べ終わるのを見届けて、
入口の小屋に捕獲器をセットしました。
パッツンは草むらから３匹が食べている様子をうかがってました。
私が草むらにいるパッツンを見ているのに逃げて行きませんでした。
食いつきが良いように
捕獲器のエサにはちゅーるをかけました。
草むらに匂っているはずです。
私が見ているとパッツンはエサには近づかないため
いったんその場を離れ、２～３分後すぐに戻ると
やった～
パッツンが入ってました。
３匹のうちの誰かでなくてえがった～
と一安心
暴れまくるパッツン
めっちゃ怒ってます。
次の日手術が無事終わりお迎えにいきました。
いろいろ嫌なことをされて帰りは行きよりも興奮してましたが、
無事にさくらねこになれてよかったです。
パッツンはまた警戒心マックスでワタシを避けるようになってしまいましたが、
いずれ距離が近くなる日も来るでしょう。
怖い思いをさせてゴメンパッツン。
でもこれはみんニャ通る道ニャのだ
パッツン完了です。
キミは今日からまた自由だよ
まほらねこ 