シンポジウムに参加してためになる話をたくさん聞くことができました
太田匡彦氏によると
今の猫ブームを扇動しているのはマスコミだそうです
確かに本でもテレビでもマスコミが取り上げたものに私たちは注目するわけで、
取り上げられなければ話題にならないのもかもしれません
マスコミがあおるから⇒売れてしまう
これが問題だそうです
日本人は何でもブームが好きで、そして飽きるのも早い
今の猫ブームで猫を飼い始めた人は、
どうか最後まで飼い続けますように
終生飼養の義務をちゃんと果たしますように
猫ブームが去ったあとが怖い
ヨネヤマプランテーション経営者、
一般社団法人全国ペット協会の米山由男氏の発言で気になったのは
この10年で120万頭の殺処分数が今では10万頭まで減ったが、
「これが多いのか少ないのか!?」
もっと減ると期待したい・・・とは言っていたが、
数が10万頭に減ったから少ない??というものではないと思うのだけれど
数字をいうなら0でなければ意味はない
狂犬病にかかっている犬はいないのだから
殺処分はなくす方法で考えられないのか疑問を感じてしまいました
香取章子さんによると
「猫はおおいなるネグレクト動物」だと思うとのことです
野性動物ではないのに外で暮らし
エサやりがいても所有はしてない
去勢避妊した人がいても所有はしてない
飼われている猫でも外に出てしまえば誰の所有かはわからない・・・
「猫は非常にあいまいな動物」だそうです
聞いていてなるほど~とうなづいてしまいました
猫問題では重要なことを言っておりました
猫はエサやり問題から入ると必ずモメて着地点が見えなくなってしまうらしいです
ゴミ問題と同じでまず行政主導で不妊去勢手術を行い、
ボランティアがエサやり、掃除等をし
地域猫にしていくのがベストな方法とのことでした
この行政主導をうちの地域でも率先して行って欲しいな~≧(´▽`)≦
環境省からは今西保氏により現状と課題の説明がありました
いろいろと気になったのは
「熊本市は今年攻撃的な犬を殺処分している」という発言があったり
(殺処分したことを強調したようなものいいに疑問を感じました)
餌やり問題では
犬や猫にエサをやると食べるために犬猫が集まってくると問題で
餌をやると子犬や子猫が増えるから・・・
と明らかに間違ったことを話してました
今だに
エサをやると犬猫が増える・・・って環境省の代表者がそこからですか( ̄□ ̄;)
人間だって食べるけど、おいしいもん食べて赤ちゃんが増えるんかい?!
じゃあ日本の少子化問題なんていっぱい食って解決できるじゃん(-_-;)
と突っ込みを入れたくなるような発言にゲンナリ
今西氏は獣医師の免許をもって環境省に入っている方とのことでしたが、
エサやり問題はあまり興味はないのでしょう
シンポジウム後は今西氏は大人気でした
周りを5-6人の女性に囲まれて茨城県の県民意識の低さについて、環境省から強く指導してほしい・・・とあーだこーだ言われてましたね(;^_^A
茨城県に対しては私も相当思う所があるのでずっと女性たちの言い分を聞いてました
犬猫を捨てている茨城県民に質問してみたい
個人的にはブリーダーの繁殖制限について法律がどうなるかを聞きたかったのですが、
ワタシなんぞ口を挟む間もなく・・・
諦めて足早にその場をはなれましたが(><;)
愛護関係者は言いたいことは山ほどあって、行政担当者とたっぷりと話をさせていただく時間があれば問題解決につながる可能性もあるのにね
今西氏が動物行政で一生懸命な方なのか、
そうではないのかは私はわかりませんが、
残念ながら熱意はそれほど感じられなかったように思います
(ねこかつさんの店長くくちゃん)
全体的に有意義な内容で参加して楽しかった~
地方にいると聞けないことばかりで刺激も受けました
またぜひ参加したいですo(^▽^)o