車で長距離を通勤していると、たびたび車にひかれた動物の死体を目撃してしまい
いたたまれない気持ちになることが多い
田舎のせいかタヌキがひかれていることが多く、昨日もいつもタヌキがはねられる危険ゾーンで跳ね飛ばされた死体が道路の真ん中に横たわっていた。
海外では野性動物の交通事故防止対策として、道路の下に坑道を作って動物の通り道にして動物が車にはねられないようにしている所もあるらしい。
もともとは車の心配などない野性動物の生息場所だったのだから、日本でも道路を作る前にそれくらいの配慮があっていいはずだと思う。
今朝はまた違う場所でタヌキが跳ね飛ばされて道路の左側に横たわっていて、
(生活環境課に電話しなくては・・・)と考えながら通り過ぎると、少し走ったあたりで今度は猫が跳ね飛ばされて同じように道路の左側で息絶えていた
立て続けに2匹の交通事故死体を目撃してしまった日は朝から超ブルーになってしまう。
猫の飼い主さんは探してないのだろうか・・・と胸を痛め、せめて知らせてあげたいが方法もなく。
・・・そんなブルーなときにちょっと考えること。
だいぶ前だが実験動物に反対する団体の活動にボランティアで参加していたことがある。
その当時は実験動物が一番苦痛を与えられている動物と考えていたので、反対の意志表示ができることとして活動をしていたつもりだ。
もちろん行政の殺処分は問題外だが、行政が行っていることはどうしようもないと思っていた。
最近は動物愛護団体がパピーミルの酷い惨状からたくさんの犬猫を保護した記事をみたり、ねこかつさんがブログで書いてるブリーダの悪行を読み実態を知ることで、
繁殖業者の所で無理やり生まされた動物が(親も子も)一番苦痛を受けていると感じている。
まわりをみても犬猫を飼っている人は多いけれど、
ゴールデンレトリバー、チワワ、トイプードル、ダックスフンド、アビシニアン・・・と純血種が多いことに驚くが、今はペットショップで買うのが普通になっているのだろう。
別に純血種を否定はしないが(純血種ももちろんかわいい)、ただ純血種を繁殖している繁殖業者の劣悪な環境や野蛮な行為に関しては知らない人が多いんじゃないかと思う。
当然、動物管理センターに持ち込まれる純血種も多いらしいが、
繁殖業者にわざわざ高いお金を払って犬猫を買い、不用になると動物管理センター(殺処分センター)に持ち込み(自分のしらない所で、自分の手を汚さずに)誰かに殺してもらう。
また欲しくなったら繁殖業者から購入し・・・というウソのような恐ろしい循環。
こんな無責任な人は二度と動物を飼う資格はないのだから、最後まで動物を飼う責任のある人だけが飼うようになれば、殺処分などされる動物はなくなるのに。
動物も人間もかけがえのない命なのは同じはず。
動物の遺棄が犯罪なのだから、殺処分センターに持ち込む飼い主だって犯罪として問われていいはず。この矛盾は何なんだろう。。。