晶來です。
読みにきてくれてありがとう^^
 
 
雪の中での通学や通勤、
おつかれさまです。
 
 
 
 
 
 

目にはみえない、

微細な微細な氷晶の粉が

それは精妙に

空に溶け込んでいるような

 

なんともいえない薄水色の空の

空氣感。

 

 

 

雪が厚く残っている
朝の道路。
 
 
 
踏みしめられた雪が
堅く凍っている箇所も多く
ぽよくんの道行きを
あぶなく感じたので
 
途中まで登校に付き添いました。
 
 
 
案の定、私の手をぎゅっと握って
おっかなびっくり、でも
ちょっぴり楽しみながら・笑
 
こわい!こわい!
言うてた息子。
 
 
 
 
 
 
外気温は
マイナス1度なんだけど
意外と寒くはなくて
 
雪の降った日特有の
爽やかで清浄な空気が
朝の岐阜市に充ちていました。
 
 
 
そうそう。
 
 
田んぼの畝の
やわらかな規則性を
 
均一に覆った雪が
美しく装飾していて。
 
 
 
 
 
 
まるでアートですね。
 
 
 
青空の下にできる雪の影が
黒色系の濃淡ではなく
淡い水色なのが綺麗。
 
 
 
行きはぽよくんと手を繋いで
彼が滑ったり転んだりしないように
ひたすら気を付けながら
 
励まし歩くのに
一生けんめいで
雪の地面ばかり見ていたから
 
 
全然、気付かなかったよ。
 
 
ぽよくんと別れ
一人でまた雪をふみしめふみしめ
帰っている時に初めて気づきました。
 
 
雪って、ほんとうに
ふだん眺めている景色を
ガラリと変える力を持っていて
 
 
なんだか、そんなことにも
感動したり。
 
 
 
 
 
 
帰宅してからは
自宅の庭にふっくら積もっている

雪を、両手でさくさくと触れたり

握ったりしたあと

 

 

(それまでちゃんと形があって

結晶の形すらなんとなくわかるのに

 

急に手のひらの上で

すっと溶けていく時がまた

不思議できれい…)

 

 

 

素足の裏で踏んでみたんです。

 

 
フワさくっ
 
 
として。
 
 
足を着けた瞬間は
ほわぁっと柔らかく
えもいわれぬ気持ちの良さがあり
冷たさを感じなかったのだけど
 
 
5秒後くらいに急に
キーンと痛いくらいの
冷たさが足裏に広がり
 
 
「ひゃあー!!」って
叫びたいくらいの焦燥感で
慌てて足を引きました。
 
 
 
雪、それ自体は
本当は「冷たく」も
なんともなくて
 
 
人間の「脳」が
細胞の機能停止を防ぐために
その状態でいさせないために
 
 
「冷たい」っていう
体に驚きを与えるための感覚を
ただ生み出しているだけ
なんだろうな。
 
 
 
そんなことを思いながら
 
 
そっかぁ。
雪を裸足で踏むと
こんな感じなんだ。
 
 
 
うん。
靴って大事だな。
 
 
 
という
当たり前の気づきを
新鮮に楽しんだ
 
 
41歳、冬のひととき。
 
笑。
 
 
 
ほんの少し、
遊び心をもって
ひと時を味わって過ごしただけで
 
 
この世界、この一瞬の
どんなものにも
さまざまな力が集合して
形作られていること
 
 
私という意識があって
生きて感覚を持って

何かを体験していること

 
 
そこにまつわる
どんな小さなことさえも
「それがある」
という、不可思議さに
びっくりして
感動せずにいられないってのも
すごいよね。
 
 
どうして
それらそれぞれが
存在するのか…
 
っていう核の核の真実や起源が
わかりそうでわからない。
 
っていうのもまた・笑
 
 

私たちが感動を感じるための

大切な隠し味なんだろうね。
 
 
地球って本当に
エンタテイメント。
 
 
 
 
かれこれ7年くらい前に読んで
めちゃくちゃ心に響いた漫画
 
「ファンタジウム」
 
 
 
 
その漫画に登場した
大好きなフレーズが
ふと何度もよみがえってくる
この数日です。
 
 
 

人並みになんてならなくていい。

 

変えられない自分を持っていることは

辛いことが多いだろうけど

 

皆がありふれた毎日の中で

見過ごして忘れている大切なものを

知っていればいい。

 

 

おまえが自由や

心揺さぶるものを求めて

どうしようもなくさまようこと

決して忘れるな。

 

そして誰かに与えるんだよ。