身延別院 身照寺・令和元年十月十三日 | 猫汁の小部屋*2号室

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令和元年10月13日
花巻市の
身照寺(しんしょうじ)
お参りいたしました。
日蓮宗総本山身延山久遠寺最古の
身延別院を再興した寺であり、
身延山寄進・久遠寺開基の
南部家が建立開基の寺です。


階段を上った先に
大きな桜の木が出迎えてくれます。

姉妹桜が有名で
桜の季節にはライトアップもされます。



駐車場側にも
大きなシダレザクラが!





春の桜の様子↓
身照寺さんのtwitterよりお借りしました。






桜の枝をくぐり、
石畳の奥に見えるのが・・・



身延別院
身照寺です。

本堂にお邪魔させていただきましたが、
意外なことに(と言ったら失礼かもしれませんが)
本堂の中はとても明るいんです!


一般にお寺というと
ちょっと仄暗い本堂のイメージが強いですが
身照寺は明るい陽射しが差し込む本堂で、
アットホームな印象を受けました。

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[由緒]
(花巻観光協会ホームページより)

遠野南部家の菩提寺として南部政光(南部氏8代)が奥州八戸に建立した身照寺(身延寺)は天正19年(1591)焼失以来廃寺となっていましたが、政光の子孫である山梨県身延町鏡円坊住職南部日実上人は、これを残念に思い再建を発願しその地を花巻と定めました。
昭和3年宮沢賢治の叔父宮沢恒治ほか町有志及び有縁の信徒は敷地を求め堂宇を建立して、これを南部日実上人に寄進しました。熱心な法華経の信者であった宮沢賢治は、このとき叔父の求めに応じて「法華堂建立勧進文」を創案しています。
その後、町有志、信者の努力によって身照寺(身延寺)を継承して昭和21年(1946)遠光山身照寺と称するようになりました。昭和26年宮沢家の菩提寺であった安浄寺(浄土真宗)より当寺に改宗されました。


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上の由緒にもある通り、
花巻の童話作家で詩人の
宮沢賢治の菩提寺でも有名です。



さて、この日は台風一過で、
あちらこちらに散らばった木の枝や葉っぱを
ご住職や家族の方が
一生懸命片付けていらっしゃいました。
お疲れ様でした。
こちらのお庭は
とても手入れが行き届いていて
綺麗なんですよ。


さて、身照寺の本堂入り口では
御守りを拝受できるのですが、
珍しいなぁと思った御守りがありました。

2輪車専用の交通安全御守りです。
自転車やバイクに乗られる方にオススメです。



身照寺さんオリジナルの
御朱印帳を拝受しました。
日蓮宗では御首題と言いますが、ここでは御朱印で統一します)
宮沢賢治と銀河鉄道をイメージした
紺色に金文字のステキな御朱印帳です。



いただいた御朱印がこちらです。

あて紙には
宮沢賢治のシルエットがあしらわれています。

花巻市石神町
身延別院 身照寺 御朱印
令和元年10月13日 拝受
ありがとうございます。