[ 特注品 ] 壁紙と床材 | ネコハウス

ネコハウス

猫と一緒にヘーベルハウス(出張ブログ)

実はまだ1・2階全てのスペースに組み込まれている
一番広範囲に及ぶ特注品の紹介をしておりませんでした。

壁紙とフローリング床材

です。
(猫が出入りする部屋のみ・天井と階段床除外)


我が家の壁紙は基本「イージークリーン」という商品で、
質感(凹凸で再現されている柄)によって品番が違いますが、
へーベルハウス標準仕様です。

オシャレなお宅にあるようなアクセントクロスやタイル壁、
そして無垢材の床などがありません。
憧れの珪藻土壁も採用しませんでした。

ほとんどが標準仕様の壁紙と床材の採用ですが、猫スペースだけは変更。

リリカラ
ペット住まいる壁紙 / LKP-74217
特徴:スーパー強化、汚れ防止、抗菌、防カビ、SV規格など


という商品をIAのM本さんから紹介して貰ったので、標準品に代わりそれを採用。
色柄つきではなく、どうしても白い壁が良かったのでコチラになりました。


ネコハウス


この写真↑横向きに写っていますが、壁と天井の境です。

天井部分は経費削減もあって標準クロスのイージークリーンにしたので、
境目で継ぎ目がありますが、床の上に立って下から見る分にはほとんど分かりません。


そして、ブログ用に撮影するため、
脚立に上りシャッターを切ったまではいいのですが、
実はどっちが天井でどっちが壁か…分からなくなってしまうという大失態…。
(継ぎ目の重なり方から考えて、おそらく左が天井、右が壁…)

サンプル品をテーブルの上に並べて見れば凹凸デザインなどは多少違うのですが、
要するに天井だけ変更してもぱっと見全く分かりません。

画像で表現したかったのですが…天井は床や壁と違って
「手暗がり」になる事がある為、ぱっと見は「無加工」の状態のように
ほとんど違いが分からないと思います。
(画質調整で、凹凸が出来るだけ見えるようにしました)



そして強化フローリング


ネコハウス


これは左側が通常の寄木合板のフローリングで、右が強化床。
光源が右手にある為に色味が違って見えますが、色の違いはあまりありません。

ただ強化床の方は少しテカリがあり、触感がツルッとしています。


ちなみに、このタイルの隣↓の床も強化フローリングです。


ネコハウス



床色って、光の当たり方によって印象が変わりますよね。
カタログ写真と現物が違って見えるのは、そのせいもあるかもしれません。
光源が「日光」か「蛍光灯」かによっても違いますし、
角度によっても違って見えたり。

特にこの強化床は、ツルツルしているが為に
床に家具のラインや色が映るので、混色によってまた違う印象になったり…。

未だに「こんなに濃かった(薄かった)っけ?」という事がある位。
ヤマネコはその微妙な変化を楽しんでいますが、
絶対に「この色!」というこだわりのある方には向かないような気がします。




これらの特注品は、どちらも爪の引掛けや汚れ対策からの採用でしたが
正直気休め程度の気持ちもありました。

もともと我が家の猫たちは
きちんとした爪とぎスペースが用意されていれば壁に爪を立てませんし、
出来るときには(自宅でも通院時にお願いするカタチでも)爪切りもしています。

ただ、新居であることと、引越し直後の猫達が
ストレスによるマーキングをしてしまうかも…という不安も残っていた為に、
壁や床の特注仕様を取り止める事が出来ませんでした。


でも実は、

猫達が壁紙に爪を立てる瞬間泣

が、我が家にもある事が発覚!

宜しければ、ちょっと ビックリマークコチラビックリマーク をご覧下さい。
(数秒のgifアニメです・止まったらF5を押すともう一度再生されます)




…という時です。

要は、階段の手すりに向かってジャンプしたけど、
一度では上れませんでした…
という、悲しい時。
(特にオデブニャン…)

この時、足でガシガシッと爪をたてるので、
弱い壁紙だと…おそらくあっという間に傷だらけ。


華麗に飛びまわれるニャンコばかりなら必要の無い配慮ですが、
肥満気味のニャンコたちに高齢化が迫っている我が家の場合は、
やっぱり必須設備のひとつ…!ガクリ


汚れに関しても、比較的汚れにくく落とし易い
というのを日々ちょっとずつ実感。

猫スペースだからといって特別汚れるようなことは
今までも無かったのですが、日々猫たちの食事台周りなど、
「台」と一緒に「床・壁」を水拭きするのですが、
ちょっとした汚れを発見しても強くごしごしこすらずに
キレイになるのは強化タイプだから…かも?


まだ家中、あちこち汚れたの変色したの…という経年劣化なども無いので、
今後の状態変化を見守るしかありません。

暫くは猫達が爪をたてても破ける事はなさそう…
という事で採用して良かった設備だと思います。





それから強化床。
これは壁紙以上に重宝しています!

強化床でなかったら…今頃我が家の猫スペース、傷だらけになっていたのでは…。

というのも、具体的な配置は違いますが、
ヤマネコ家の間取りはこういうカタチ。

$ネコハウス


猫が往来するスペースは基本的に「SP床・壁」を採用していますが、
階段だけは標準の床材(標準の階段)が使われています。


…ココ、既に結構傷だらけなんです…ガクリ


といっても、幸いなことに階段の床色を薄め
(フローリングと同系色)に設定した為、
傷自体は小さく細かいですし、目を凝らして見たり、触らないと気付かない程度。

傷がついた理由は、そこで爪とぎなどしたから…ではなく、
猫達が走り回る際にブレーキとして床に爪をたててしまうから。

決して柔な素材ではない筈のヘーベルハウス標準の階段が、
これだけ傷ついてしまうとなれば、
それ以外のスペースに通常の床材を採用した場合を想像すると…
ちょっと怖いです。


既に傷ついてしまった床をどうにか出来ないか
(傷の凹凸部分を埋めるなど)は、
初回点検時に担当のK井さんに相談しましたが、
コレばっかりはどうしようもないとの事。

今後新たな傷がつかないような対策を、とのアドバイスがありました。
(やっと最近、傷防止対策もしたのですが…これはまた別の機会に)

いずれも我が家の猫たちがヤンチャな性格ゆえなので、
元気なのは仕方ないと諦めていますが…
階段も強化床に出来れば良かったなぁ…と、その点がちょっと残念でした。





あと、これは1・2階編でもお伝えしましたが、一部にタイルを敷いています。
部分的なので、今の時期の寒さも特に気になりません。

デザレート300角という種類ですが、
これはまだ仕様カタログへの掲載があるでしょうか?
(300角というのは300ミリ=30センチ四方のタイルと考えて下さい)
施行後はほとんど分かりませんが
(我が家は1Fトイレスペースに段差があるので見えます)
厚みは1センチ(9ミリ)ほどです。


ネコハウス


この写真↑のタイルがそうです(厚みの見えない施行例)。
当時(今は分かりませんが)は6色展開で、その中の22番(DR-22)。

フローリングの方は5色ある中から中間の色を選んだので、もっと薄い色と並べたら
デザレートの22番と大差なく見えたかもしれません。

使い勝手は…さすがはタイル!
強化フローリングと同じ位汚れは落とし易く、
雰囲気も良く、傷もつき難いのが有難い!

ただ、前回書いた通り…部分的にでも割れた時の張替えは必須だろうという点と、
すり傷などがついたら目立ちそうなのが今後どうかな~…と思うところ。
(床色と同じく、濃い色のタイルでないので平気かな…と思うのですが)


冬場はやっぱり寒々しさが気になる所で、靴下一枚程度だと寒いですね。

あと我が家の設置場所が階段下・掃出し窓の目の前という事もあって、
冷気があがってくる(残りやすい?)ような気がしないでも無いのと、
暖房をかけていてもタイルスペースは寒い(床が冷たいから)のがネックです。

これが逆に、夏場は…!!と前回書きましたが…
夏になったらご報告しようと思いますあせる





もうひとつ、インテリアの打合せでM本さんに質問してみた事があります。

ヤマネコ家では採用を見送りましたが…猫の爪とぎ対策として
腰高まで板を貼ってもらう方法もヘーベルハウスで可能だそうです。
ただ、費用面では強化壁紙を採用した方が(それがたとえ部屋全体であっても)
抑えられるのだそう。
$ネコハウス


予算の関係も勿論ですが、全体の印象が変わってしまう事を考えると、
統一感ある方が好み。
そんな理由からヤマネコ家では腰板ではなく強化壁紙を選択しました。

勿論、腰板の方が壁紙より強いだろうし、確実に壁で爪とぎされてしまう…
という心配がある場合は有効な手段だと思います。
あとはニャンコの性格しだいなのかなぁ…と苦笑




ということで、猫スペースの床と壁は、強化バージョン+タイルで決定。
住み始めてから、よさを実感しています。


壁や床より、もっと分かり易い設備の方が選んでいて楽しいのですが、
生活し始めて、お掃除やメンテナンスのことまで考え始めた時には
強化した床や壁はかなり利便性の高さを実感出来るのではないでしょうか?



プラス・わん プラス・にゃんの採用を考えている方にはオススメの
床・壁選択肢の話でした。