韓国、海自に給油を打診 ソマリア沖で 日本は拒否 朝日新聞
2009年2月22日8時1分

 ソマリア沖の海賊対策に海軍艦船派遣を計画している韓国が、日本政府に海上自衛隊から給油を受けられないか打診していたことが分かった。日本側はインド洋での補給活動はテロ対策に限定されているとして拒否。防衛省内には3月初めに国会に提出する海賊対策新法に外国艦船への給油を盛り込む案もあるが、首相官邸は消極的で、実現性は低いとみられる。

 11日に行われた日韓外相会談では海賊対策の協力で合意したが、海自の活動の制約もあって、実際に何ができるかは手探り状態が続いている。

 韓国政府関係者などによると、韓国側は外相会談前の実務協議で、海軍駆逐艦「文武大王」を近くソマリア周辺に派遣する計画を説明。「最も助かるのは給油支援だ」と日本側に打診した。国際テロ組織「アルカイダ」がソマリアで活動していることから、補給支援特措法を適用できるのでは、との期待もあった。

 しかし、日本側は、特措法での給油対象はテロ対策の海上阻止活動に参加している艦船に限定されているため、不可能だと説明した。

 防衛省は一方で、各国艦船の給油の需要が多いとして、海賊対策新法に、派遣される海自の任務に給油を加えることを検討。政府関係者によると、13日の官房長官、外相、防衛相の会合で浜田防衛相が提案したが、「海賊対策と直接関係ない」「審議が混乱する」などの理由で受け入れられなかった。

 韓国国防省によれば、ソマリア沖で護衛が必要な韓国の関係船舶は年間150~160隻。韓国側が韓国人乗組員のいる日本の関係船舶を護衛する代わりに、海自に韓国船の護衛を期待する声もある。しかし、海自が派遣する護衛艦は2隻で、保護対象に想定している日本関係船舶は少なくとも年間2300隻以上。新法が成立して日本と無関係の外国商船を保護できるようになっても、日本船の護衛で手いっぱいなのが実情だ。(牧野愛博=ソウル、石松恒)
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いやいやいや、貴方たち立派な補給艦持ってるでしょ!

巡る因果の猫車-補給艦大清
表敬訪問先の横須賀で非常識にも雄々しくも戦闘旗を高々と掲げてた大清(デーチョン)って船が!

巡る因果の猫車-大清炎上
・・・・・(;´Д`)

えっと、とりあえず見なかったことにして…
にしても、日本の補給艦から洋上補給しなくても、近場で買い付けて補給すればいいだけの話みたいなんですけどね。
てか、自国の船を護りに行くんだから、そのための燃料ぐらい自分で調達して欲しいものです。

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