福岡の実家に新しい家族を迎えました
福岡の実家には、保護したまま里子に出すことなくウチの子になった白黒ブチのチビちゃんがいます。実は10月にもう1匹のサビ猫のチャイちゃんが原因不明の病気で急逝し、独りぼっちになっていました
そんな折、姉がまた勤務する学校から1匹の子猫を引きとってきました。
私は年末にならないと帰れないのでまだ会えていませんが、聞くところによると、中学校で英語の教員をしている姉が他クラスの授業に行くと、「先生、朝の子猫どうなりましたか?」と聞かれ、何も聞いていなかった姉は職員室に戻るなり他の先生たちに尋ねて回ったようです。
すると、その子猫はすでに動物管理センターに引き取りに来てもらったということでした。
・・・で、姉はすぐに動物管理センターに電話を入れ、放課後に取り戻しに行ったようです
学校に勤めているとよくある話で、今年の春も大雨の日に生徒が拾ってきた子猫を連れ帰り、ようやく里子に出したばかりだったのに、そんな話が広まると、登下校の途中に生徒が見つけた子猫を全て引き取ることになります。
私自身も故郷での猫活動では、実家の年老いた両親をあてにしているので大きなことは言えないのですが、今度ばかりは私も、両親も、三重にいる下の姉まで
そりゃ~仕方ないやろ!!
という感じで全会一致で我が家で引き取ることに決定しました
まだ2ヶ月たたないくらいの♂の黒ネコさんだったのですが、カラスに襲われたようで、右目はしっかり閉じられていましたが、左目の眼球が飛び出していました。
姉は管理センターを出るとその足で動物病院に連れて行ったようですが、まだ小さ過ぎて眼球の摘出手術は難しいとのことでした。公園猫の中にはケンカが原因の怪我で片目を摘出した黒ネコさんがいたので、その世話をしているスタッフに病院を教えてもらったり、色々情報を集めましたが、とにかく、姉はそのあまりに痛々しい姿に耐えられず、我々の活動を支援していただいている病院に無理を言って手術をしてもらい、先月末無事に実家に迎えられたようです
ただ、固く閉じられていた右目も中身は入っておらず、すでに両眼を失っていました。
手術前の画像は控えますが、手術を終えた子猫はゴハンをモリモリ食べて日増しに体力を回復し、現在は我が実家で可愛がられているようです
可哀想といえばそうかもしれませんが、私はこの子の将来を悲観してはいません
人間ほど視力に依存して生きている動物ではありませんし、テレビでも、障害を負いつつ逞しく生きるネコたちの姿を見たことがあります
数年前にもアメリカだったかどこだったか、同じく両眼摘出した黒ネコを飼っている女性が、自宅に強盗がやってきた時にその黒ネコが強盗に飛びかかり、撃退したという番組を見ました
確か本になっていて日本語訳も出ていたと思いましたが、ネットで調べても見つけられませんでした
まだ先住ネコのチビちゃんとは距離があるようですが、私が帰省する頃には仲良しになっていることでしょう
家に帰ったら、この黒ちゃんが部屋を少し走り回れるように、物がいっぱいある居間を片付けようと思います。それから運動不足にならないような遊具も考えてあげないといけません
色々考えていたら早く帰りたくてたまらなくなってきました
【穏やかで、とってもお利口さんだそうです】
ここ数日、天気予報では東京より福岡の方がずっと寒いようで、姉のメールには「子猫のケージにはペット用ヒーターを敷いて毛布を入れ、エアコンも入れてある」とあったので、そりゃやり過ぎやろ!! と返しておきました
小さな生き物は、それだけ温度の影響をモロに受けるんですから人間の皮膚感覚で温度管理をしたら脱水症状になります ネコの世話ではイマイチ上の姉は信頼できません・・・
外ネコさんたちには厳しい季節の到来ですが、公園スタッフたちが毎日足を運んでネコさんたちの健康状態をチェックしてくれています
しかも、最近次々と新しい黒ネコが出現していて、なにがなんだか分からなくなっているそうです
これは私に対する神様からのボーナスでは・・・