ご訪問ありがとうございます
同居母の介護を中心に、
子ども&ねこ
のことも
書いています。
こんばんは
今日も一日おつかれさまでした
家庭内ヘルパー兼
母の施設探し中のカナンです
のどかな環境の、関東地方在住です。
前回のつづきです。
地元のサ高住から「空きが出た」と連絡があった直後に、
母の受け入れを拒否され、
ケアマネさんにご相談したところ
サ高住の施設長さんにお電話してくださることになりました。
ケアマネさんから、そのご報告のお電話がかかってきました
ケアマネさん
「施設長さんにお電話しまして、娘さん(私)から伺った内容と大体同じでしたが…」
「今、感染症の影響で面会も断っているそうで、
ご家族やご友人やご親戚とも会えない状況というのが
お母様にとって楽しみがないのではないかとご心配されていまして…」
私
「面会を断っているのは聞きました…」
「楽しみがない」…それは母に限らず、どの入居者さんにとっても同じなのでは…
「それで…まあ…土地柄というのでしょうか…
お母様がご入居されたとして、都会からご家族が面会にいらっしゃって、そこからクラスターにつながることを恐れている感じなんですよね…」
「えっ、クラスター???? 都会…??ここが…??」
感染症を持ち込むかどうかは、うちに限ったことではないのでは…
そして、「関東は全て都会」という位置付けなのだろうか…
「僕の親の田舎でもそういう傾向はあります…外から来た人間に対しては当たりが強いというか…」
「あと、医療のことは、『市民病院さんが良ければ…まあ…いいんですけど…』って反応でした」
「それで、『こっちに来るのが○○さん(母)にとって、
ほんとに幸せなのかな〜。
娘さんやお孫さんの近くがいいんじゃないかな〜』
って会議で出たそうです」
「僕の印象ですが、施設長さんが頼りない感じがします」
「僕が家族なら、大丈夫かな…って思いますね
」
「それでも入居したいかどうかは、ご本人とご家族が決めることですけれど…あとでトラブルも多くなりそうです。娘さんが頻繁に呼び出されるとか…」
「100%歓迎されていないのに入居しても、お互い気持ちよく過ごせないと思うんですよね」
歓迎…
そうか…わかった…
母と私は歓迎されていないんだ…
母と私の出身地である地元の施設なので、親近感を持って接してきたけれど…
地元のサ高住にとっては、私たちは「よそ者」なんだ…
来てほしくないんだ…
施設長さんが、やけに奥歯に物が挟まったような言い方をするなあと思ってはいたけれど、「よそ者対応」だとすれば全て合点がいく…
「母の幸せ」や「娘や孫の近くが幸せ」とお為ごかしなことを言うのも、来てほしくないからであって…
これについて、思い出したことがあります。
実家を処分して母を呼び寄せることになった時、近所の人たちや母の友人たちは
「娘さんと暮らせるなんて幸せね!」と口々に言っていました。
それに対して母は、曖昧に笑っていました。
娘と暮らすことについて、特に幸せを見出していないから…
もしかしたら、地元のサ高住からすれば
「こっちを出て娘と暮らしているのに、なんで戻ってくるのよ」という非難めいた気持ちがあるのかも…
「都会の人がこっちに来ても、楽しいことなんかないわよ」とか…??
うーーん……
「もはや受け入れる気がないってことですよね…」
「母には詳細を伏せて、『地元のサ高住は母への対応が難しいと言っているから、このまま待機しても厳しいのでキャンセルしよう』と言おうと思います」
「それがいいかと思います」
地元のサ高住の本音が見えて、悔しいような残念なような気持ちになりましたが、
市内のサ高住も見学に行くことだし、気持ちを切り替えようと思いました
ケアマネさんの来訪とお電話でのやり取りが同日だったので
サ高住のことを考えるのに疲れてしまい、
順番待ちのキャンセルは日を改めてお電話しようと思っていたら
さらなる困惑を招くお電話が、施設長さんからかかってくるのでした…
まだまだつづきます…