ご訪問ありがとうございますニコニコ

同居母の介護を中心に、

子ども&ねこニコのことも

書いています。

 

ケアラーのみなさまは、

今ケアしている方のことが

好きで大切でしょうか?

それは素晴らしいことです目がハートクローバー

 

 

しかし、私は母のことが

あまり好きではありません。

 

 

以前から母の言動が嫌だったり

私と合わないと感じることは

いろいろとありましたが、

大人なので不満は飲み込み、

成り行きで母と同居することになりました。

 

 

同居初期の頃は

母の疾患のことを調べ、

良い治療をしてくれそうな病院を探し、

症状に効きそうなものを試していました。

「母の介護を一生懸命にする娘」という立場に

酔っていた部分もあったと思います真顔

なので、介護の資格も取りました。

 

 

しかし、近年、

決定的に母に裏切られた、

もう信じられないと感じるトラブルがあり、

母に逆ギレされて、

その時心が折れたのです悲しいポキッとな

(端的に言えば、きょうだい関係のトラブルです)

 

 

もう今までのようには

母に接することはできないな……

と思い、それ以来母には

「ですます調」の

丁寧語で

会話してます。

(心理的な距離を置いている)

 

 

母を「親」だと思うと、

「こうであってほしい」

「こうなってほしい」

という期待が出てしまい、

しかし現実はそうではなく、

心が乱されるのがとても嫌でしたが、

 

 

「お預かりしている

おばあさん(母)

お世話をしている」

「私はヘルパーキメてる

(資格持ってるし)

という設定の

ロールプレイ(役割演技)

しています。

 

 

自分の心を守るために、

母に深入りせず、

自分のやるべき役割を

淡々とこなすことを目的としていますが、

それでもやっぱり

ストレスはありますね……。

 

 

介護をめぐる私の心の動き

 

「頑張る介護」期

 ↓

「イヤイヤ介護」期

 ↓

「淡々と介護」期←イマココ

 

 

もし親への感情を持て余して

悩んでいる方がいらっしゃったら、

この本が助けになるかもしれません看板持ち

 

 

著者さんも大変な親子関係を乗り越えた方ですが、

他にも事例が載っているのと

自分の気持ちを書き出すワークがあるので

実践的な本だと思います。

親からの影響って大きい

気付かされる法則も満載ですひらめき

 

 

私はこの本を一読して、

特にワークもやらなかったのですが、

読後にじわじわと効果がありました。

 

 

母のことを許せない!ムキーキーッ

と思っていたのが、

母に期待する気持ちを手放そうという

諦念に至ったわけです真顔悟りの境地