猫伝染性腹膜炎診断に専用の検査は必要ない!?

今回は、香港FIPコミュニティ管理者のFacebookに投稿されていた記事の内容が、猫伝染性腹膜炎の治療のスタートには重要なことではないのかと思い、ぜひ紹介したいと思い翻訳と整理しました。

 

 

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猫でんちは、愛猫がFIPにかかり高額な治療費に愕然とし治療薬について病気について勉強してきたことを共有しようと思いブログをはじめました。

 

猫伝染性腹膜炎の治療に使用する治療薬・新薬は個人輸入をすることで良いものを安く購入することができます。個人輸入と聞くと難しそうなイメージもありますが、猫でんちは治療薬(GS-441524の注射薬と経口薬(北米、ヨーロッパ、東アジアで治療に使われている製品)の相談や購入先の紹介が可能です。

 

FIPは死を待つ病気ではなく、誰もが安価に治療できる病気に変わってきています。FIP診断されたからと諦めるのではなく、猫ちゃんの体調の相談・治療方法・治療薬についてまずご相談ください。今治療を始めるのが完治に向けての第一歩です。

 

猫ちゃん・ご家族の方・治療薬・動物病院・猫でんちが全部一つとなって完治を目指していきましょう^^

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猫伝染性腹膜炎 (FIP)診断にPCR検査は意味がない

 

FIP症状がはっきりとしている猫、PCRコロナウイルス検査のために時間を無駄にしないでください!筆者が受けた猫伝染性腹膜炎の支援の件の中には猫の腹部臨床症状がはっきりとしており、血液検査でも明確な病気の発生の形跡があります。しかし多くの獣医師たちはPCR検査を要求し、何日後に結果が出るとFIPなのか判断できると言ったそうです。その間にGS-441524で治療を適時に始められず生きる機会を失ったFIPの猫がどのくらいいるのか知る由もなく間違った処置です。

 

*参考「猫コロナウイルス FCoVは弱毒性と強毒性の区分があります。」

引退した獣医師の説明動画 https://youtu.be/-58jTtx7E78?si=iSLD4ExWlZhBpj31

(字幕もなく中国語で話しをしているので見ても意味が分からないかもしれません…)

 

 

 

FECVが変異したFIPVが致命的なウイルスである

- 弱毒性を持っているFECV(猫腸管コロナウイルス)は非常に軽いウイルスで致命的ではありません。症状は下痢、悪臭のする便を伴う場合が多いですが、症状がひどくなることはありません。コロナウイルスは糞便と猫のトイレを通して伝染し、多頭飼育環境のブリーダーの猫の場合、75%に達する保有率を示します。世界の猫の50%以上が猫腸管コロナウイルスを保有していると言う学者もいます。

 

- しかしFIPV(猫伝染性コロナウイルス)はかなり致命的なウイルスで危険です。弱毒性を持っているFECVに感染していた猫が、先天的な遺伝子の問題、親からの遺伝、免疫力の低下、後天的なストレス(ワクチン、投与、引っ越し、中性化 等)を受けると強毒性を持っているFIPVに変異することがあります。つまり、これが私たちが知っている猫伝染性腹膜炎ウイルスです。約3〜5%の猫にこのような変異が起こります。

 

*参考:猫伝染性腹膜炎ウイルスはどのように変化するのか?猫を隔離しないといけないの?についての答え http://bit.ly/38TFhWE

 

したがって、コロナウイルスとは比較的弱いFECV(猫腸管コロナウイルス)を意味しており、致命的なのはこれが変異したFIPV(猫伝染性腹膜炎ウイルス)であることを肝に銘じておかなければなりません。私は「田中ねこ」と「田中にゃんこ」という田中さんという家計を例にして以下にできるだけわかりやすい方法で説明していこうと思います。

 

 

 

FIP判断にPCR検査が意味ない理由

 

FIPを疑う時にPCR検査を通してコロナウイルスを検査することに意味がありますか?

 

簡単に説明すると、この猫三毛猫は「田中」という姓を持っていても、「田中ねこ」なのか「田中にゃんこ」なのかと名前まで見分けがつかないことと同様です。つまりコロナウイルスを所持していることがわかっても、弱毒性のFECVなのか、強毒性のFIPVなのか区分できないということです。

 

FIPの検査結果が陽性の場合

猫の体の中にコロナウイルスが存在するのかどうなのかを調べることができるだけで

それが単純に猫腸管コロナウイルスなのか猫伝染性腹膜炎ウイルスなのか見分けをつけることができません。この検査ではFIPを直接見分けることができません。(市販のコロナウイルスキットも同様です)

 

FIPの検査結果が陰性の場合

UC Davisの Dr.Pedersenと多数の専門家たちのPCR検査の誤差率が30%に達し、FCoVの偽陰性が出る可能性もあるという見解を発表したことがあります。したがって、陰性が出たから大丈夫だとするには難しいところもあります。

 

多くの獣医師さんがPCR検査をしないといけないと主張していますが、患者の保護者が結果を聞いてGS治療の可否を決定することは無意味なだけではなく、致命的なことに繋がる可能性がかなり高いです。FIPは進行が早い病気のため、24〜48時間の差でも完治へのゴールデンタイムを逃すことがありますが、PCR検査の結果を確認するには数日待たなければいけません。特に台湾の獣医師は保護者に検査結果を待っていないといけないテストを好んでいますが、それよりもFIPの疑いがある猫の保護者のお金と猫の命を守る時間を無駄にしないような学術資料を参考にして欲しいです。このような事例を3日間の中で5例も受けました。このような事例の中で猫が死ぬまで待っている状況もあります。間違った認識があまりにもよくあるということが分かるかと思います。

 

 

筆者は新型コロナウイルス感染症が流行っている時期に、香港の保護者と管理者から新型コロナウイルス感染症の検査報告書を多く受け取りましたが、この報告書には

 

「この検体の新型コロナウイルス感染症は陰性であった。

しかし、陰性が出たからといってあなたの猫がコロナウイルスを保有していないという意味ではありません。

もし猫が猫伝染性腹膜炎の症状を明確に見せているのであれば、依然としてFIPの可能性を考慮しなければならない。」

 

と毎回書いていたそうです。これは余計な言葉ではなく、どのような意味なのでしょうか?

 

 

 

FIP専門家のPCRについての意見

 

FIPの臨床事例の中で有名はDr. Diane Addieは「獣医師が要求したとしても血液でPCR検査をしないでください。」と言っています。FIPを持っている猫はほとんどの血液 FCoV  RT−PCR検査が陰性であり、5%の健康的な猫や非FIPの猫には陽性とで結果が出ていました。もしPCR検査のため血液が必要としている場合、あなたの担当獣医師/動物病院を変えることを検討してください。この場合獣医師と病院はFIPについてかなり少ない情報量の可能性が高いです。

 

そのためFIPに慣れている獣医師は比較的に特別な状況がなや治療経過を確認するためを除いて、このような検査を行いません

そのためこのような検査を行うことには大きな意味がないのです。もし、猫がすでに明確なFIP症状を持っている場合には、すぐにFIP治療を開始し数日の間に腹水等の症状が良くなることを待たなければいけません。そうでなければ、治療への時間を無駄にしているということで、非常に危険な決定です。

 

曖昧な症状でドライタイプのFIPの疑いがある場合、経験豊富な獣医師であればGS441524で事後確認するように処置します。GS441524を何回か投与し、状態が良くなっていれば、猫伝染性腹膜炎確定と判断を受けることになります。

 

 

 

FIP診断プログラム

 

ではFIPの症状は何なのでしょうか?多くの保護者は筆者に質問する時にはこのように自動返信で答えています。半分以上該当する場合はFIPの可能性がすでに高いです。

 

自動返信内容↓

①あなたの血液検査の内容を見せてください。

- HCT (ヘマトクリット):数値が低いと貧血状態を意味します。

- NEU (好中球):数値が高いと体に炎症が多いということを意味します。

- LYM (リンパ球):数値が低いと免疫システムの崩壊を意味します。

- ALB (アルブミン): :数値が低いと栄養状態の低下を意味します。

- GLOB (グロブリン):数値が高いとウイルス感染/炎症を意味します。

- A/G Ratio:0.7以下です。

- T.Bill:数値が高いと黄疸を意味します。

②体温は何度ですか?発熱が続いていますか?抗生物質は効いていない状態ですか?

 

③腹水はありますか?何色ですか?ネバネバしていますか?写真を送ってください。

 

④胸水はありますか?呼吸困難は見られますか?

ㄴこの場合は危険です!胸水を抜かなければいけません。

 

⑤超音波結果はありますか?リンパ節浮腫は見られますか?腎臓は腫れていますか?

 

⑥ウイルスが眼球に侵入している場合:猫の眼球の写真を送ってください。

ぶどう腹膜炎が無いのか確認してください。

- 瞳孔の大きさの不一致 (平均的な光量の下で)

- 瞳孔に赤い斑点や白い斑点、血筋

- 瞳孔の変色

- 白い幕のようなもの

 

⑦ウイルスが神経に侵入している場合:猫の歩いている動画を送ってください。

- 後ろ足に力がないですか?歩いていると足が折れ曲がる、揺れますか?

- 床をなめていますか? 他にすることはないでしょうか?

- ぐるぐる回りながら歩かないですか?

- 頭の震えやふらつきはありませんか?

- 痙攣、排便のミスはありませんか?

- 麻痺状態ですか?

- 明るい場所にいても瞳孔が広がっている状態ですか?

- 眼球が揺れ続けていますか?(眼球振盪)

 

⑧じっくり思い出してみてください。

臨床症状(食欲、活力低下)がいつから始まったのか等、できる限り思い出して詳細に教えてください。これと上記の結果を通して病気の進行度を判断し、ドライタイプ、ウェットタイプ、神経症状のFIPを導き出すのに助けとなります。

 

 

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【FIP大新聞:注意劣質藥】:https://bit.ly/2RJvTy1
【各間GS441藥商的歷史和評價】https://tinyurl.com/ygdhgkdj
【貓腹膜炎新藥KP-01?不要亂試】:https://bit.ly/3kAbQ1I
【Pedersen最新談瑞德西韋對FIP的潛力】
中文版:https://xw.qq.com/cmsid/20200322A0GTBF00
英文原文:https://sockfip.org/2020-dr-pedersen-gs-441524-update/
腹膜炎病毒如何突變而來?貓需要隔離嗎:http://bit.ly/38TFhWE
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#GS441524 病毒抑制劑研究報告:http://bit.ly/2XEemN4、http://bit.ly/2JzCsib(中文版:http://bit.ly/2JZLaGU)
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腹膜炎的一切知識:http://bit.ly/2HPPKab
看懂驗血報告:http://bit.ly/2HgXulr(中文:http://bit.ly/2ZmUdHp)

 

 

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猫ちゃんの体調の異変に気付いたり猫伝染性腹膜炎かもと思ってから動物病院に行き、PCR検査だけではなく、FIPの外部等の検査結果を通して、治療を開始する方も多いかと思います。しかしFIPは時間との闘いの病気のため、疑いを持ちつつ検査結果を待つのではなくその時間に治療薬を確保しすぐに治療を行うようにしていただけたらなと思います。

 

治療薬を服用してみて症状が好転反応が出ているか確認することがポイントになります。

また、再発かも?と疑っている場合にも動物病院に行き検査結果を待っているよりも過去に使用していた治療薬がある場合には服用させてみて症状が好転するかどうかを見守ることが早期に治療を開始できる方法ではないかと考え、実際に海外のコミュニティではこのようにFIPの再発かどうかを自宅で最初の判断を行うと同時に病院に訪問する方々がたくさんいます。

 

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