たまに心配になることがあります。

 

外国人から見たら日本料理は全部、醤油か味噌味だと思われるのではないかということです。

 

凄くどうでもよい話ではありますが、日本料理って実際問題として塩以外は醤油か味噌味(豆)じゃないでしょうか。洋風に見えるメニューも醤油が主体に味付けてあったりしますし、寿司、天ぷら、蕎麦なんかの典型的な日本料理は全部醤油です。味噌汁に至っては、味噌が入ってなければ成立すらしません。

 

一部、とんかつやお好み焼き等のソースが味の主体になっているものがありますが、日本のソースはリーペリン・ソースというイギリス製のソースを原型にしたものですからどう考えるか難しいところでもあります。

 

(まあ、これはいわゆる洋食という区分けで日本料理といってもよいのかもしれませんが)

 

なんというか、日本人がインド料理は全部カレー味だという暴論を言うように、外国人から日本料理は全部豆味だといわれそうな気がしてなりません。実際そうなのだからそうなのですが、というかインド料理を全部カレー味で括っているのですから文句の言いようもないです。

 

日本料理のイメージが豆に支配されそうで心配になります。

 

なんでこんなことを書いているかというと、先日部屋に醤油をぶっこぼしてしまったのを思い出したからです。

 

盛大でした。

 

カーペットを丸ごと洗濯したことは前にも書きましたが、実のところこぼしてから3日程は自宅で何とかできないかお湯をかけてシミ抜きの要領で押し出したり、洗剤をかけてみたりと色々と試しましたが無理でした。

 

その間、部屋の中が常に濃厚な醤油風味になってしまい、醤油ボトルを見ながら何故こんなものが家にあるのかと自問自答していました。しかも、醤油という通り油分が多いせいでどこもかしこもベッタベッタです。

 

そんな日々を思い出し、最近話題のインバウンド需要について考えてしまったのです。