ハローワークで職業訓練を受ける直前まで行きました。

 

結局、中小企業診断士の二次試験と時期が被る断念しましたが、試験のことが無ければ確実に受講していたと思います。なにせ、無料で新しいことにチャレンジできますし、失業手当の受給期間も延長されるからです。

 

ハローワークで募集しているのは、簿記や一般事務、IT、溶接、電気工事等様々です。ただ、IT系の授業は倍率が高く選考で絞り込まれるので受けられるかは運次第なところがあります。また、期間についても3ヵ月から6ヵ月以上まで幅があるので失業手当を受給する時期によって受けられるものが異なってきます。

 

その為、住んでいる地域のハローワークが公開している職業訓練の募集状況や予定を確認して、待機期間の有無や貯金の有無によって受給時期を調整することも可能です。もし、生活費が不安な方は職業訓練を受けることで受給を早めることもできます。

 

職業訓練の内容自体は、訓練を受け持っている施設により様々ですが多くは実務レベルになるというよりは基礎的な内容が中心となります。これは、受講者が初学者であることを前提としているためであり、職業訓練を受けるだけでは実務で役に立つというものでは無く、受講内容と関係のない業界に就職する受講者も多いようです。しかし、全くの未経験から未知の業界に飛び込むよりも、基礎的な事項を知ってから挑戦できる制度ですので受講されるか悩まれている方には是非お勧めします。また、職業訓練と同時並行で就職活動を行うこともできるので、時間をかけて就職活動を行えることも利点の一つです。

 

余談ですが、パソコンが苦手な方は職業訓練でパソコン講座に通うのが良いと思います。これまで、アルバイトや派遣として働いてきましたがその中で、多く見かけたのがパソコンが使えないことを理由にパソコン操作不要の職場を選んでいる方です。これは、非常に勿体ないことでパソコンが使えると非正規でも正規でも選択肢が大幅に広がりますし、最近の人手不足からパソコンがある程度使えれば採用される可能性が格段に上がります。また、給与の面でも有利になることが多いです。ハローワークでは、純粋なパソコン講座やパソコン初心者向けの職業訓練も沢山あり、基礎からofficeソフトの操作まで教えてくれます。もし、パソコンが使えない方で選択肢を広げたい方は職業訓練を活用するのがお勧めです。