縁があれば10年を経ても・・・・というお話。 | .:♪*:・'゚♭.:*・Ran's diary.:♪*:・'゚♭.:*・

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1ニャンのママが綴る

日常のアレコレ

人間関係というのは、なかなかこう、一筋縄ではいかない、というか

面倒なことを避けて通れないところがあるものだ、とワタシは思うのだけど

他の人はどうなんでしょうねぇ・・・。

メンドクサイ、って避けてばかりいたら、当然、そこからは何も

生まれないような気がしてならないんですがね~・・。ワタシは。

あと。大事な人のことが、心配じゃない人なんていないでしょ、って思います。

それに付随して、我慢ならない、と思うこともあったりするのよ。

そうそう、先程、素敵な話を某番組で見ましたよ。

カリフォルニア州、セレスで、救急隊員として働いていた女性とホームレスの男性の話。

女性は地域をパトロールしながら、ホームレスの人々に声をかけるのも任務として

遂行してたんですが、その中のひとり、ウィルという男性ホームレスとよく話をするように。

彼はホームレスの中でも、そうではない人からの信用も得られる優しく良い人で。

だから、救急隊員の女性は気になったのね。『何故彼はホームレスに?』って。

で、そこからがさすがアメリカなのよ。本人に直接聞いてるの。

日本人だと躊躇しますよね。本人に聞くなんて。だから、根回しするのが日本人ね。

まず、周囲に聞きまくる、それが日本人。

で、本人直接だから話が早いのよ。彼がホームレスになった理由は・・・

妻を亡くし絶望的になり、お酒とドラッグに溺れてしまい、家も仕事も失ったって。

そんな彼がひどい怪我をして、地域住民に連れてこられるの。

その住民曰く「彼はオレをかばってくれて返り討ちにあったんだ」って。泣いたわよ、ワタシ。

でも更に此処から先も泣かせるの。その時に、身分証明書やなけなしの現金も盗まれて。

その話を聞いた、救急隊員の彼女は、彼に7ドルを差し出すの。

「これで身分証明書を再発行して」って。お金は必ず返すと約束して、2人は別れるんだけど

それ以降彼が行方不明に・・・。それが・・・10年を経て、違う場所で再会!

話を聞くと、彼はその足で、更生施設に入ったのね。そのことを伝えようとしたんだけど

厳しい制限があって外出もままならず、連絡しようにも出来なかった、と。

更に、2人は大の親友になりながらも、お互い名前も聞いていなかったため

探すことも出来なかったそうなんですね。それがばったり遭遇。

彼は、仕事を得て、最終的には当初望んでいた通り、他人のためになる仕事に就いていた。

現在も、2人は親しく親交を温めているということでした。

運命、ってこんなものです。やっぱり、この2人は縁があった、というかね。

縁という糸が切れても、仕方なく一緒にいざるを得ない人も中にはいます、いますが

真の縁というものは、きっと出逢えば分かるはず。

それは、友達関係でも、恋人関係でも、夫婦関係でも同じ。

年齢も性別も身分も超えた、友情もあるのです。

さて、ここで。いつも思う(ずっと日本語訳が出てるから分かることです。

もしも、日本語訳が出なければ、メロディと声は良いと思うけど歌詞は

全く分かりません。また、何回か聴いていても、国内の歌手のように

CMで持ち歌が流れる、とか、歌番組でほぼ毎回見る、とかではないので

タイトルだけ分かっても、正しいその歌の歌詞は浮かびません)

ブルーノ・マーズのある歌の歌詞への反論を思いっきりしたいと思います。(笑)

和訳サイトを見て書いているのでもしかしたら、厳密には言葉は異なるかもですが。

”I know most girls would leave me
But I know that you believe me”

It is natural to believe in your loved ones.

”I, I wish we were seventeen
So I could give you all the innocence
That you give to me”

Age doesn't matter when it comes to being serious about each other.

And I will never abandon you.

I will not quietly leave your presence.

When your wish comes true, you may forget me, but I will never forget you.

彼の歌は、甘くロマンチックな曲というイメージばかりあって

ちょっと切ない失恋ソング、みたいな歌詞は覚えてなかったわ。

で・・・少し怖いけど・・・・極稀に、ウィルさんのような人もいるんだと思います。

それに・・・誰しも好き好んでホームレスになりたいわけじゃない。

それぞれ、個々にいろんな事情があるんだと思いますけどね・・・。

貧しい家庭から、NBAやMLBのスター選手になったり、若者たちに絶大な支持を受ける

ラッパーになったり、アメリカンドリームも確かにありますが、

その成功というのはほんの一握り、であることも忘れてはならないことだと思います。

それにしても・・・時に、『運命』というのは酷だな、と思うこともあります。

『If』を何度考えたことか。でも、『If』はないのよ。

だって。ワタシなんて、キョウジュロウさまの、あのパパとだって

上手くやっていく自信、めっちゃあるのに、もう無理だもんね。

ただ・・・考えます。大好きだけど、でも、黙って微笑みながら

寝顔を見ていられるだろうか、って。起こしちゃいそう(笑)。構ってほしくてね(笑)