今年のクリスマスはどう過ごす？
いつもと変わらず、マロンと2人のクリスマスです。
人間はもう1人いますが、ﾜﾀｼの感覚では、『その人間』は数に入りません。
これは、ほんとに経験者じゃないと理解できないことだと思いますが
アスペルガー＋非アスペルガーの組み合わせだと、殆どがそう感じるみたいですね～。
見た目だけは、『家族』であったり、『妻』や『夫』であったりしますが、
中身はそうじゃない、という
なので、本来なら、『いざという時には頼れる家族がいる』という感覚なんでしょうが
ﾜﾀｼには、それがなく(苦笑)、『いつも自分一人』なのよねぇ。
こんな思いを、何十年もするために、生まれてきたのではないはずなんだけどなぁ。
さて。昨日、Aくんが、『ホーム・アローン』を観ると良い、って勧めてくれたので
ちょっと観ました。
これ・・・兄弟が5人も。で、その長兄がちょっと意地悪💦
末っ子は賢く、知恵も周るという『兄弟』の特徴が出てますね～。
で、主役の末っ子ケビンは、なんかこう・・・一家からは疎まれてるというか・・・。
長兄と喧嘩して、罰として屋根裏部屋で寝かせられることになるんですが
翌日、一家はパリに旅行することになっていて、でも、寝坊して大慌てで
出掛けてしまい、ケビンを忘れていくのね💦
最初は、1人を満喫してたケビンですが、やっぱり家族がいるのが良い、って思い、
家族がいなくなったのは自分のせいかも、って、神様に許しを請うのね。
「良い子になるから、家族を返して」って。一方、パリに向かう途中で
ケビンがいないことに気付いたママは、家に戻ろうとするの。
でも、クリスマスで、飛行機はどこの航空会社も満席。
大人数の移動は無理ということで、ママだけ別行動に。
これ、多分、ママ、ってところが重要なんだと思います。パパではなく。
設定年齢8歳の『男の子』なので、パパでも良いはずなんですが、ママなのよ。
で、ママがなんとかして、自宅に戻っている最中に、ケビンの家は泥棒に狙われます。
でも、ケビンの知恵と、兄が殺人鬼呼ばわりしてた、隣人のおしいさんの協力で
泥棒を撃退。あとは、家族が帰って来てくれるのを待つだけになったケビンですが、
ちょっとした物音に、ベッドから飛び起きて、「ママ～～～～！」と叫びながら
階段を駆け下りるの。でも、ママではなくがっかりして寝室に戻るケビン。
ここは、『あぁ、やっぱり子供にはママが必要なんだな』って考えさせられましたね。
で。長兄から殺人鬼呼ばわりされてた隣人のおじいさん、マーリーですが、
ケビンと偶然、教会で会った時に少し話をするんですね、2人で。
その時に、マーリーがケビンに話します。息子夫婦と喧嘩してクリスマスは1人だと
いうことを。ケビンは「何故謝らないの？仲直りするべきだよ」みたいに言うのね。
で、ラストでは、和解したらしい、マーリーと息子夫婦がいて、マーリーが
孫娘を抱いて微笑んでいて、窓からその様子を見ていたケビンに気付き、
ケビンに手を振り、ケビンも手を振り返す、という。
良い物語でしたが、うちの場合は、そんな単純なものではないのよ(笑)。
1年365日、同じことの繰り返しで、何度言ってもだめ。
謝って仲直りって・・・何百回、何万回すれば??と思いますよ。
でも、それでも、分かり合えない人たちもいるってことです。
例え、肉親であったとしても。他人だから尚更。そして『普通』ではないから特に。
それと・・・世の中には、謝っても許されないこともある、ということ。
それを重ねすぎましたね。もう既に、『家族』という感覚はないですね。
冷たいようですが、どうにもならないことも、理不尽だなと思いますが、あるのよ。
『相手は変わらないのだから、あなたが変わるべきだ』とはよく言われますが
いやいや、それ、正論ですか?と。相手が変われないのに、こちらがそんな容易に
変われるとお思い??これを言われたら、こう思います。『ふざけないでよ』と。
『じゃ、あなた、やって見せてよ』と。
結局は、『経験していないことは分からない』これに尽きるんじゃないかしら。
「ボクはそこまで考えてないよ」と笑われるでしょうが、この映画を勧めた、ということは
言いたかったことはそこかな、とちょっと思ったのよね、
マーリーのシーンでね。あっ、でも、それを怒ってるとかではないのよ(笑)
それに、ﾜﾀｼのように、深く考える人の方が珍しいでしょうからね💦
さて。年賀状を投函してきましょうか。
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