個人レベルで考える、大戦のこと。 | .:♪*:・'゚♭.:*・Ran's diary.:♪*:・'゚♭.:*・

.:♪*:・'゚♭.:*・Ran's diary.:♪*:・'゚♭.:*・

1ニャンのママが綴る

日常のアレコレ

今日は、第一次世界大戦開戦の日、だそうです。

第一次世界大戦のことではないけど、少々考えておかねばならないかなと思って。

子パンダくんと知り合った始めの頃というか、2人で会話をするようになった

始めの頃というか。彼が高校で習うことについて、話してくれたことがあり、

当然、戦争のことも話題に出ました。はい、あれですね。真珠湾攻撃。

現代においてもまだ、米国では、日本が奇襲した、日本は嘘つきだ、と

若者たちは学校で習っていることにびっくり仰天しました。

日本で、ウェブサイトでそのことを調べてみると、同じ日本人でありながら

米国同様に批判してるマスコミの多いことにも頭を抱えますが、

まぁ・・真実は・・・

子パンダくんは、日本や日本人についてどう思っていたのかはわかりません。

米国でそういう教育を受け、『日本人は人を騙し討ちする民族なんだ』みたいに

思ってたのかな。もしも、そうだったら、悲しい事だなって思うのですが・・・。

が、その時に、彼はもう覚えてないかも知れないけど、『戦争のことはもう

とても昔の事。米国だって、日本に2発も原子爆弾を落としたけど、だからといって

恨んでも仕方のないこと。少なくとも、ワタシは米国という国を恨んではいない。

お互いにそういう恨みや憎しみの気持ちを抱き続けるのではなく、これからの

世代は、どうしたらそうならないように、平和を維持していけるか考えて

行かなければならない』というようなことを話しました。

ワタシも、普段、こういったことや、政治的なこと、国際外交に関する様々なことを

勉強しているわけではないので、偉そうなことは言えませんが。

そういう、歴史が過去にあったとしても、個人レベルで考えたら

お互いに分かり合う事もできるし、ベストフレンドにもなれると、ワタシは

考えているよ、とも話した記憶があるのですが、「ボクもそう思うよ」って

お返事だったと思います。

それに、そういう教育を受けていたとしても、普通にアメリカ人と日本人が

結婚することだってあるんだしね。あの、ニッカウヰスキーの創業者、

『まっさん』の妻だって、イングランド人ですからね。後の戦争で敵国になる。

彼らこそ、大変だったと思います。ドラマでもそのシーンがあったけど

イングランドの人、そして白人金髪、英語を話す(日本語も話せたようですが)ってことで

目の敵にする日本人もいて。戦時中のその時代を生きたのだから、筆舌に尽くし難い

思いもされたことだろうと思います。愛する人の国に来て、愛する人の国の人になろうと

それこそ、心に血のにじむような思いをして、やっとお友達も出来、これから、

って時に戦争ですから・・・。

不謹慎であろうということは百も承知ですが、ワタシはこのご夫妻の物語に

キョウジュロウさまを思う、自分の気持ちを重ねて見ていました。

国ではなく、時を、時代を超えて、現代から大好きな彼の時代に行き、

その時代の人になろうと、きっとワタシも、彼だったら、そう思えるだろうなぁって。

夫のマッサンもとても素敵でした。この古い時代の、男の人が、大勢の人の前でも妻を庇い

温かい愛情のあるキスをし、盾になり守る様は。

ワタシは、ムイチロウのginkoですので(笑)、子パンダくんもねぇ、そういうところが

あると思って信じてるんですね。今はまだ、成長途中なので不安定な部分も

あるにはありますが、でも、完全に成長したら、立派な、素敵な優しい

夫になるだろうと。それが、見届けられないのが残念ですが・・・。

もし・・・今・・・マッサンの物語のように、とても親しくしている友人の国と

自分が住まう国で戦争になったら、ワタシはどう思うのだろう、って何度も

考えてみたことがあるのですが、マッサンの物語の場面にも出てきたように

手のひらを返したように、憎んだり嫌いになったりは出来ないという結論しか出ないです。

友達は友達、いつまでも。何があっても。ワタシはそんなふうに考えています。

非国民扱いされるだろうけど、友人が悪いわけではないですからね・・・・・。