ソーシャルワーカーさん | .:♪*:・'゚♭.:*・Ran's diary.:♪*:・'゚♭.:*・

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1ニャンのママが綴る

日常のアレコレ

行って来ました。母の病院。病室に行く前に、受付で担当の

ソーシャルワーカーさんを呼んでもらって、まずはワーカーさんと話。

電話中で少し待たされたものの、その後談話室に通され、ワタシは

初めて担当ワーカーさんと直接話をすることが出来ました。

母の様子は相変わらずで、やはりリハビリの先生と接する時と

病室に戻ってからは明らかに態度が違う、とのこと・・・。

リハビリの先生のことは大好きらしく、リハビリの先生に

看護師さんの悪口など不満を漏らしてるらしいです。これは

予想通り。多分、母なら『恥』と思い、何も言わないだろうけれど

ワタシは、母のことや妹のことを話すことが恥、だという気持ちは

正直あまりなく、話さなければ何も分かってもらえない、という

気持ちの方が強いので、母の元々の性格や妹との仲違いが

母のことが原因で始まったのではなく、父が亡くなった直後からの

ことで、今は母のことで姉妹で話し合うことも難しいだろうことや

在宅介護時代のことなどを正直にお話した上で、母に対する

怒りの気持ちもまだ癒えていない事も伝え、母に対する今後の

事に関しても、病気柄なるべく動けるところは自力で動いて欲しい、

そういう意欲を少しでも持って欲しい事などをお話して来ました。

ワーカーさんは若い男性の方ですが、ほんとに優しく親切な

良い方で(そういうワーカーさんに当たれたことも、とても

幸運なことだと思っています)今の母はとにかく、自分のことしか

見えず、身の回りのことを何も言わずにやってくれる人=大好き、

自分で少しやってみよう、と言う人=大嫌い・憎い、になっていて

その気持ちは身内だろうが看護師さんであろうが同じである、

ということ、リハビリの先生は大好きで、リハビリ時には動くことも

病室に戻ると一切動かなくなることなど、真摯に丁寧にお話して

下さいました。また、先日妹から言われた「ワタシは、行った時は

全てやってやりたいと思ってる」という妹の考えに対しては

「パーキンソンという病気はそれで命を落とすことはありません。

全く動けなくなるかどうか、ということだけです。命を落とすとすれば

全く関係ない病気が原因となるので、この先が見えません。

長い年月が掛かっても、妹さんがそれでも、100%出来るなら

いいですが、もしも出来なくなった時、それが怖いです」と。

ワタシもワーカーさんと同じ考えなのだけど・・・、でもこれは・・・もう

妹本人に考えて気が付いてもらうしかないわけで・・・・。

更に「今、お母様は全てをやってくれる妹さん=いい人、になっていて

お姉さんの考えでは=悪い人になるので、やはり手を離して

頂くことが今はいいのかな、と」と・・・。ワーカーさんには母の実姉が

ワタシの気持ちを理解してくれていることも伝えると

「それはとても良いことです。分かってくれる人が身近にいる、

というのが。で、ワタシでもいいですし、看護師にでも良いですから

抱え込まず、話して下さい。大事なことなので」って仰って下さり

ワタシはもう、涙チョチョギレそうになりました。「気持ちをどこかで

開放してもらわないと」と。ウルウル。「ワーカーさんって、転院などそういう

時にしかお話出来ないんだろうな、って思ってましたけれど・・・」というと

「いえいえ、こういったお話もどんどんして下さい」って。(泣!!!)

直接お会いしてお話してもいわれたけれど、今は距離を置くのが

一番良いみたい・・・。表立っては距離を置くけど、裏では見えない所を

やればいい。見えにくいところでも、見ていてくれる人はきっといるよね。

ワーカーさんに言ってみたんだけれど・・・「ワタシは冷たいのかも。

だから、ワタシも心療内科を受診した方がいいのかも」って。

そしたら「いや、それは考え過ぎですよ。この先ご家族がそう

ならないためにも、看護師にでもワタシにでも話をして下さい。」って。

ワーカーさんも「お姉さんと直接お話が出来て良かったです」と

仰って下さったけど、ワタシもほんとに、お話出来て良かったと

思っています。母のところに行くのも、それだけじゃなく、もっと

看護師さんやワーカーさんと『対話』をしてもいいのよね。

スタッフと話が出来る、してもいい、っていうのはほんとに気持ちが

とても楽になります。生まれてくる時も死にゆく時も人は1人だと

いうけれど、でも、1人で生きてるわけじゃない。いつか・・・

気が付いてくれれば・・・・。母が。

「何をしても、ありがとうでもなく、感謝の気持ちもないし

腹が立ってしまうのはよく分かりますよ。身内ならではの

感情もいろいろありますしね」と、すっかり見透かされたような

ことまで。お若いのに凄いな~。

来週、妹とも話をするそうです。