猫の慢性腎不全 | 猫論文チャンネル*アンシャトン

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 猫もシニア期を過ぎると

慢性腎不全を発症する確率が増えてきます。

水をたくさん飲み、尿量が増えます。

後期になると尿が無色透明になってきます。

何も対応しないと、食欲が落ち、脱水が進み

いよいよ何も食べす、体重も減ってしまいます。

それでも何もしなければ

尿毒症になり死亡してしまいます。


高齢になり、体重が減ってきたら

やはり腎不全を疑うべきで

病院で血液検査を受けると、すぐにわかります。


脱水の対応として

皮下補液を行います。*点滴注射

脱水が酷い場合、毎日の補液が必要になりますが

最近は、持ち帰りで補液セットを買う事が出来るので、その方が良いと思います。

費用も3分の1以下で済むし

わざわざ病院に行かなくて良いので

猫の負担も減りますから。


最近猫の慢性腎不全に

新薬を出てきましたが

私の経験で言えば

こちらのネフガードの方が効果が早いです。


 

 

 

うちでは、顆粒をウエットフード少量に混ぜて朝、朝食前に与えています。

かなり腎不全が進行して

食べなくなって痩せた猫が

食欲が戻り、太ってきました。

腎不全の新薬は、けっこう高価なので

ネフガードの方が継続しやすいと思います。

数年続く可能性も高いですから・・・


脱水と食欲と体重をよく観察し

定期的に血液検査をやると良いと思います。

穏やかな末期を過ごさせるためにも

皮下補液は、とても重要だと思います。