日本政府は『強制』の文言を使用しないと宣言しろ! | 旗本退屈女のスクラップブック。
日本の勝利?尹外相「強制徴用の明示、近く説明する」世界遺産登録で・強制も差別もなかった炭鉱

6月21日の日韓外相会談後、取材に応じる韓国の尹炳世外相
「世界遺産の登録対象施設について『朝鮮人強制徴用』の歴史を明示することなど、韓国側の求めを日本側が受け入れたのか?」との質問に対して、「近く説明する」と述べるにとどめ、明確に回答せず!
慰安婦問題について「われわれの立場を伝えた」とし「細部について後に話すときが来る」と述べるにとどめた。


http://www.yomiuri.co.jp/politics/20150621-OYT1T50074.html?from=ytop_top
韓国政府、遺産登録に反対せず…両国協力で一致
2015年06月21日 23時05分、読売新聞
韓国政府、遺産登録に反対せず…両国協力で一致

 岸田外相と韓国の尹炳世ユンビョンセ外相との会談が21日、東京・麻布台の外務省飯倉公館で行われ、「明治日本の産業革命遺産」の世界文化遺産への登録について、韓国政府が反対せず、両国が協力することで一致した。

 焦点の慰安婦問題は双方の従来の立場を主張し、外務省局長による協議を継続することを確認するにとどまった。

 両氏は安倍首相と朴槿恵パククネ韓国大統領の首脳会談について、「適切な時期」の開催に向けて努力を続けることを確認した。日中韓首脳会談についても、早期開催に向けて努力することで一致した。

 日本政府関係者によると、世界文化遺産については岸田氏が、韓国政府の主張を踏まえ、一部の施設で戦時中、朝鮮半島出身者が働いていたことなどを明示すると説明。一定の配慮を示し、尹氏側も受け入れた会談後、岸田氏は記者団に「両国の推薦案件がともに登録されるよう協力していくことで完全に一致した」と強調した。聯合ニュースによると、尹氏は韓国報道陣に「円満に妥結しようという共通認識を持って協議することにした」と説明した。



>岸田外相と韓国の尹炳世ユンビョンセ外相との会談が21日、東京・麻布台の外務省飯倉公館で行われ、「明治日本の産業革命遺産」の世界文化遺産への登録について、韓国政府が反対せず、両国が協力することで一致した。


韓国が反対しないことは分かったが、その条件は?

日韓外相会談があった6月21日当日、NHKなどによれば、日本政府は「韓国の『強制徴用の施設がある』との主張に一定の配慮をする意向を示して、登録への韓国側の同意を得たい」と報道されていた。

日本政府は、韓国が主張する「強制徴用」を認めてしまったのか?!






>日本政府関係者によると、世界文化遺産については岸田氏が、韓国政府の主張を踏まえ、一部の施設で戦時中、朝鮮半島出身者が働いていたことなどを明示すると説明。一定の配慮を示し、尹氏側も受け入れた。


「一部の施設で戦時中、朝鮮半島出身者が働いていたこと」は、事実だ。

「明治日本の産業革命」とは全く無関係ではあるものの、『「明治日本の産業革命」の後の大東亜戦争中には、当該施設において朝鮮半島出身者なども働いていた』などと表示するくらいなら、事実なのだから特に問題ない。

この程度の「一定の配慮」なら、OKだ。

「徴用」の文言を入れても、特に大きな問題はない。

しかし、「一部の施設で戦時中、朝鮮半島出身者が働いていたことなどを明示する」場合に、「強制的に~」とか「強制徴用」とか「強制連行」とか「強制労働」などの文言を入れることは、絶対に許されない!(関連記事1関連記事2

上掲した読売新聞の記事では、「一部の施設で戦時中、朝鮮半島出身者が働いていたことなどを明示する」としか記載されていないため、その辺の詳細が明確には分からない。

「一部の施設で戦時中、朝鮮半島出身者が働いていたことなどを明示する」とのことだが、「強制的に~」とか「強制徴用」とか「強制連行」とか「強制労働」などの文言を入れるのかどうかが重要な問題なのだ。

この重要な問題については、日韓外相会談後に記者が尹炳世外相に質問しており、産経新聞が次のとおり報じている。

http://www.sankei.com/politics/news/150621/plt1506210022-n1.html
【日韓外相会談】
尹外相、世界遺産に“徴用”明示の可否「近く説明する」 慰安婦も「後に話すときが」
2015.6.21 23:06更新、産経新聞


会談後、取材に応じる韓国の尹炳世外相=21日夜、東京都内のホテル

 韓国の尹炳世(ユン・ビョンセ)外相は21日の日韓外相会談後、「明治日本の産業革命遺産」の世界文化遺産登録について「(両国は)協議を通じて円満に解決するとの共通認識を持ち、緊密に話し合うことにした」と明らかにした。東京都内で記者団に語った。

 尹氏は「(日韓は)世界遺産委員会の責任ある委員国として協力する」と強調。登録対象の施設の一部について朝鮮人強制徴用の歴史を明示することなど、韓国側の求めを日本側が受け入れたのかとの質問には「近く説明する」とした。

 一方、慰安婦問題については「われわれの立場を伝えた」とし「細部について後に話すときが来る」と述べるにとどめた。

 また国交正常化50年を記念し22日に両国で行われる行事に、日韓の首脳がそれぞれ出席することについては「関係改善へ両国指導者の強い意思が反映された」と語った。



>尹氏は「(日韓は)世界遺産委員会の責任ある委員国として協力する」と強調。登録対象の施設の一部について朝鮮人強制徴用の歴史を明示することなど、韓国側の求めを日本側が受け入れたのかとの質問には「近く説明する」とした。


「登録対象の施設について『朝鮮人強制徴用』の歴史を明示することなど、韓国側の求めを日本側が受け入れたのか?」との質問に対して、尹外相は「近く説明する」と述べるにとどめ、明確な回答を避けた!

尹外相の回答からは、日本側が『朝鮮人強制徴用』の歴史を明示することについて承諾しなかったと解釈できそうだ。

もし、「一部の施設で戦時中、朝鮮半島出身者が働いていたことなどを明示する」際に、「強制的に~」とか「強制徴用」とか「強制連行」とか「強制労働」などの文言を入れずに済むなら、日本の勝利と言って良さそうだ。

あとは、その他のこと(通貨スワップ、戦後70年談話、慰安婦問題など)で変な裏取引をしていなければ、上出来だ。

上の産経記事では、【一方、慰安婦問題については「われわれの立場を伝えた」とし「細部について後に話すときが来る」と述べるにとどめた。】と報じられていることから、日本側が慰安婦問題で譲歩したとは考え難い。

おそらく、今回の日韓外相会談は、日本側が上手くやった可能性が高い。

だとしたら、岸田外相や日本政府は、もっと明確に「強制」という文言は一切使用しない」などとアピールしておかなければならない!

そうしておかないと、実際に登録が正式決定した後の表示する際に、またまた「強制」の文言を「入れろ」「入れない」で揉め事となってしまう。





尹外相は、日本が世界遺産への登録を目指す明治日本の産業革命遺産に関して、「強制労働の事実を無視したままでの登録に反対する」と伝えた
5月20日、ユネスコのボゴバ事務局長と会談した尹外相は、日本が世界遺産への登録を目指す明治日本の産業革命遺産に関して、「強制労働の事実を無視したままでの登録に反対する」と伝えた。


世界遺産への登録は、ドイツ・ボンで7月3~6日に予定されている世界遺産委員会で、委員国21か国のうち3分の2以上が賛成すれば正式に決まる。

もともと、韓国がどんなに頑張っても、世界遺産委員会の委員国21か国のうち賛成を3分の2未満にすることは困難だった。

韓国にしてみれば、これ以上頑張って妨害しても、実際に「明治日本の産業革命遺産」の世界文化遺産への登録を阻止することは無理だったので、少しでも体裁を整えておきたかったのかもしれない。

それで、唐突に、「韓国の推薦案件である『百済の歴史地区』とともに両案件が登録されるよう、協力していくことで完全に一致した」としたかったのだろう。

ただ、韓国では、【世界遺産問題 強制労働事実の反映で事実上合意=韓日外相】などと報道されているので、韓国の今後の裏切りなどには警戒が必要だ。

http://japanese.yonhapnews.co.kr/relation/2015/06/21/0400000000AJP20150621002200882.HTML
世界遺産問題 強制労働事実の反映で事実上合意=韓日外相
2015/06/21 22:48、聯合ニュース

【東京聯合ニュース】韓国外交部の尹炳世(ユン・ビョンセ)長官は21日、東京で岸田文雄外相と会談後に記者会見し、朝鮮人が強制労働させられた施設が含まれる「明治日本の産業革命遺産」の世界文化遺産登録問題について、「協議を通じて円満に妥結するという共通認識を持ち、緊密に協議することにした」と述べた。

 また、「世界遺産委員会の責任ある委員国として、この問題について協力することにしたため、近いうちに両国代表が協議を行った際には詳細を公表できると思う」と説明した。

 韓国政府は5~6月に日本と行った2回の協議で、朝鮮人の強制労働の歴史を明記し、強制徴用があった施設に表示板などを設置し、歴史的な事実を明らかにすることを求めてきた。7月初めにある産業革命施設の世界遺産登録の可否が決まる国連教育科学文化機関(ユネスコ)世界遺産委員会の会合までに、両国は韓国側の要求をめぐって最終合意を目指すことになる。

 先月、ユネスコの民間諮問機関、国際記念物遺跡会議(イコモス)は九州地域を中心とする8県・23施設の世界遺産登録を勧告した。23施設には長崎造船所、端島炭鉱(軍艦島)など、数万人の朝鮮人が強制的に徴用され働かされた7カ所が含まれている。

 尹氏は「約3時間にわたり、(岸田氏と)双方の関心事について友好的、虚心坦懐(たんかい)かつ建設的な議論をした」とした上で、旧日本軍の慰安婦問題に関しても「われわれの立場をはっきりと伝えた」と述べた。ただ、具体的な内容は明らかにしなかった。

 22日にソウルと東京でそれぞれ開催される国交正常化50周年記念行事に両国首脳が相互出席することになった経緯については、「(関係改善に向けた)両国指導者の強い意思を反映したということで(岸田氏と)認識が一致した」と語った。

 尹氏は岸田氏に対し年内の韓国訪問を要請し、岸田氏は受け入れたという。ただ、両国の現政権発足後に実現していない首脳会談をめぐる議論について具体的な言及は避けた。

 今回の尹氏の日本訪問は、韓国外交部長官として約4年ぶりの訪日だった。朴槿恵(パク・クネ)政権が発足してから両国の外相会談は6回開かれたが、多国間会議に併せて開催されたものではない会談は今回が初めて。尹氏は朴政権発足直後の2013年4月、日本を訪問する予定だったが、麻生太郎副首相兼財務相らの靖国神社参拝がありキャンセルとなった。

 尹氏は22日に安倍晋三首相を表敬訪問し、在日韓国大使館主催で開かれる国交正常化50周年記念行事に出席する。民主党の岡田克也代表とも会談する予定だ。

会談前に握手する尹氏(左)と岸田氏=21日、東京(聯合ニュース)



>世界遺産問題 強制労働事実の反映で事実上合意=韓日外相


韓国の「聯合ニュース」によれば、日韓外相会談で「世界遺産問題について強制労働事実の反映で事実上合意した」という。

「強制労働」はなかったのだから、世界遺産登録に嘘を反映させてはならない。

ただ、嘘出鱈目を頻発する韓国のマスコミにしても、「事実上合意」などと少し曖昧な表現を使用していることから、「強制的に~」とか「強制徴用」とか「強制連行」とか「強制労働」などの文言を入れる明確な約束はしていないと考えて良いだろう。

だからこそ、上述したとおり、岸田外相や日本政府は、もっと明確に「強制」という文言は一切使用しない」などとアピールしておかなければならない!

さもないと、また後々に「強制」の文言を「入れろ」「入れない」で揉め事となってしまう。

尹外相は、日本が世界遺産への登録を目指す明治日本の産業革命遺産に関して、「強制労働の事実を無視したままでの登録に反対する」と伝えた
尹外相「強制労働の事実を無視したままでの登録に反対する」(5月20日)




「炭鉱で『朝鮮の人』への差別なかった…」 89歳元炭鉱社員が証言

http://www.sankei.com/life/news/150621/lif1506210035-n1.html
【活気あった炭鉱物語】
戦前、「炭鉱で『朝鮮の人』への差別なかった…」 89歳元炭鉱社員が証言
2015.6.21 11:30更新、産経新聞

「炭鉱内では朝鮮人に対する差別はなかった」と振り返る田中好子
「炭鉱内では朝鮮人に対する差別はなかった」と振り返る田中好子氏

戦前から戦後にかけ、世界遺産群の対象ではないが、福岡県福智町(旧田川郡方城町)の方城炭鉱に勤務していた福岡市在住の田中好子さん(89)が、産経新聞の取材に応じ、炭都として活気に満ちあふれた当時の様子を淡々と語った。(九州総局 奥原慎平)

田中さんが炭鉱について話そうと思ったのは、韓国政府が炭鉱労働に関して朝鮮半島出身者の被害ばかりを強調し、「長崎市沖の端島炭坑(通称・軍艦島)など世界遺産群の登録に反対していることに違和感を覚えた」からだ。自らが経験を若い世代に語り継ぐ責任があると思ったという。

方城炭鉱は筑豊炭田の主力鉱として、三菱鉱業(現・三菱マテリアル)の前身の三菱合資会社が明治35(1902)年に開鉱した。

田中さんは、福岡県直方南高等女学校(現県立筑豊高校)を卒業後、経理担当事務員として三菱鉱業方城炭鉱に就職した。炭鉱労働者の仕事量に応じて給与を計算し、会計係に回すのが主な仕事だった。

田中さんは、「過酷な労働環境だった分、実入りも多かった。朝鮮半島出身者も日本人に負けじと働いて稼いでおり、私の知る限り出身地による差別なんてなかった」と証言する。

職場や社宅での仲間同士の呼び方にその一端が垣間見えた。

例えば、「半島出身者を指す場合は『朝鮮の人』と呼んでいた。差別意識があるなら、『朝鮮人』と呼ぶはずだ。東北出身者は『東北の人』だったし、関西出身者は『関西の人』と呼んでいた。半島出身者もそれと同じだった」と語った。

勤務時間や採掘量を示す伝票にはひと目で半島出身者と分かる氏名が書かれており、その中には、日本人の1・5倍は働いていた人もいた。

社宅の間取りは、4畳半と6畳をひとまわり大きくした二間だった。半島出身者も日本人も同じ待遇で入居していた。

社宅に住む半島出身者の中には家族連れもいたといい、田中さんは「彼らが強制連行されたと聞いたことなどなかった。何よりも家族連れで強制連行された人なんていたのだろうか」と語り、韓国政府の一方的な言い分に首をひねる。

子供同士も出身地など関係なく、ふつうに遊んでいた。

街には現在のスーパーマーケットに当たる購買課が2カ所あり、日常用品がところ狭しと並んでいた。

陳列棚には、薄い黄色に赤褐色の帯がついた売れ残りのリプトンの紅茶缶があったことを鮮明に覚えているという。また、近くの街には料亭や劇場、映画館もあったという。

当時、炭鉱での石炭採掘は、富国強兵を目指す日本のエネルギー政策の生命線だ。事故が起これば採掘量の減少につながるため、会社側は「爆発事故には最も神経を尖らせ、安全対策を徹底していた」と話す。

「韓国政府は、日本が世界遺産に登録申請したら文句を言う。事故や病気による犠牲者は半島出身者だけではない。方城炭鉱には差別のない活気に満ちあふれた生活もあった。韓国政府はそうした面にも目を向けてほしい」

●関連詳細記事
TVタックル軍艦島元住人「強制労働、聞いたことない。賃金良かった。戦後、朝鮮人と並んで勉強」
http://deliciousicecoffee.blog28.fc2.com/blog-entry-5862.html
韓国主張に一定の配慮へ!世界遺産登録で・日韓外相会談・「強制徴用なんてなかった」と突っぱねろ!
http://deliciousicecoffee.blog28.fc2.com/blog-entry-5867.html

(一部抜粋)
韓国は「朝鮮半島の人々が強制徴用された施設がある」と主張しているが、韓国の主張は出鱈目に過ぎず、事実ではない!

韓国に一定の配慮をして、韓国が主張する「強制徴用」などという嘘出鱈目を認めるくらいなら、「韓国の妨害のために世界遺産への登録ができなかった」という結果を選択しろ!

何度も言うが、そもそも朝鮮人に対する「強制徴用」とか「強制連行」とか「強制労働」などというものは、一切なかった。
━━━━━━━━━━
取材スタッフ
「強制労働で来たという方は?知ってる方いますか?」
軍艦島元住人『賃金良いので朝鮮半島から自ら来た人も…』
「僕は知らないですね」

取材スタッフ
「長老から聞いた話とか…」

軍艦島元住人『賃金良いので朝鮮半島から自ら来た人も…』
「ないですね」

軍艦島元住人『賃金良いので朝鮮半島から自ら来た人も…』
「過酷な仕事をやってるわけですから」
軍艦島元住人『賃金良いので朝鮮半島から自ら来た人も…』
「だから賃金が良かった」

軍艦島元住人『賃金良いので朝鮮半島から自ら来た人も…』
賃金は高く、
軍艦島元住人『賃金良いので朝鮮半島から自ら来た人も…』
1958年に、全国でまだ10%ほどだった白黒テレビの普及率は、軍艦島ではほぼ100%だったという。

軍艦島元住人『賃金良いので朝鮮半島から自ら来た人も…』
「(日本人と朝鮮人は)戦後、一緒に机を並べて勉強していたよと」

軍艦島元住人『賃金良いので朝鮮半島から自ら来た人も…』
日本人も戦時徴用された
━━━━━━━━━━

「日本政府は『強制』の文言を使用しないと宣言しろ!」


正しい歴史認識、国益重視の外交・核武装の実現さまのブログ