6月3日ミー永眠 | 不倫の賞味期限 ≪猫と一緒にぽんちっち≫

6月3日ミー永眠


6月3日午前6時
不倫の賞味期限 ≪猫と一緒にぽんちっち≫

不倫の賞味期限 ≪猫と一緒にぽんちっち≫

この3時間40分後、ミーは逝ってしまった。



今朝のミー
不倫の賞味期限 ≪猫と一緒にぽんちっち≫



最期になるとは思わなかった日、ミーは点滴の処置も自宅でできるように用意して病院から帰ってきた。

寝たままチロチロとおしっこするミー。

「あ、おしっこしてる。
いいんだよ、ミー。
腎臓が動いてる証拠。
これからどんどん元気になろうね」

そう、私も娘も、ミーはこれからどんどん元気になると心の底から信じていたのだ。

おしっこしたあと、ミーの呼吸は止まった。

もしかしたら、ミーの心臓はおしっこする前に止まっていたのかもしれない。

いずれにしても、ミーは絶望の中ではなくて、希望の中で死んだのだ。

「ミー
ミー?
やだ、死んだりしないよね?

ミー
ミー
ミー」

何度呼びかけても、もうミーは二度としっぽで返事をしてくれなかった。

6月3日午前9時40分、ミーは永遠の眠りについた。