強制給仕開始
![不倫の賞味期限 ≪猫と一緒にぽんちっち≫](https://stat.ameba.jp/user_images/20100531/22/nekntosakura/a7/2c/j/t02200165_0800060010568594263.jpg?caw=800)
![不倫の賞味期限 ≪猫と一緒にぽんちっち≫](https://stat.ameba.jp/user_images/20100531/22/nekntosakura/ee/dd/j/t02200165_0800060010568594262.jpg?caw=800)
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体重3.45kg
40グラム増えた。
ミーの病気は脂肪肝。
食べることが治療になる。
自力で食べられなくなったミーに、ミルクや流動食を口から与えていたけど、それがけっこう大変で、毎回ミーが律儀に暴れて、ミーも娘も私もぐったり・・・
「ミー、食べた以上にカロリー消費してるんじゃないの?」という状態だった。
「明日なら午前中一緒に病院に行けるけど、どうする?
強制給仕の処置は明日してもらう?」
「ううん、今日してもらう」
「一人で大丈夫?」
「うん」
今日の午前中、ミーが確実に栄養を摂るために、鼻から胃にチューブを通す強制給仕の処置をしてもらった。
私が帰宅したとき、ミーは鼻からチューブを出して、穏やかな顔をして娘に寄り添って寝ていた。
こんなシーンは久しぶり。
最近のミーは、人を避けるようにして寝ていたから。
無事に処置が終わってよかった。
ホッとした次の瞬間、娘の頬に涙が伝うのが見えた。
娘が泣いている。
私が泣くと、「お母さん、泣かないでよ。ミーが死んだわけでもないのにメソメソしないで!」と私に発破をかけていた娘が泣いている。
思わず胸が熱くなった。
私は仕事に行くとミーのことを忘れられる。
だけど、娘はどんなときでもミーのそばにいたのだ。
辛くなかったはずはない。
「こぽんもミーも、がんばってくれてありがとう」
そう言って、私も泣いてしまった。