今日は、れんこんについてです。

れんこんは、甘味の食材で、火を入れると、胃腸を元気にしてくれて、

消化を助けて下痢を止める作用もあります。

れんこんは穴がいっぱいあいていて、それが節のところでぎゅっと詰まっています。

その形や収斂作用があることから、肺や気管支などの呼吸器系に働きます。

肺をうるおす作用もあります。

咳をとめ、痰を切る作用、止血作用などがあります。

とくに節の部分のほうが作用が強いです。

咳が出るとき、ぜんそくなどには、れんこん湯がいいのですが、

節れんこんはなかなか手に入りづらいので、

売っている節れんこんの粉末を使います。

もちろんすりおろしてもいいのですが、

調子が悪いときって急なので、れんこんがなかったりすることもあるので、

節れんこん粉末(取り扱っています)を常備薬として置いています。

咳が止まらなくて困っていた方に、れんこん粉末入り梅しょう番茶を飲んでいただくと、

咳が止まったと喜ばれました。

うちでも、風邪のひきはじめなどで咳が出だすと、

れんこん粉末入りの梅しょう番茶を飲んで予防します。

れんこんって肺や気管支にいいんだなあと実感します。

なんだかお手当法のはなしになっちゃいましたが、

もちろんれんこんを使ったひじきれんこんやれんこんのきんぴらなど

ほかにもれんこんを使ったお料理が、肺や胃腸にはいいです