蕎麦が消えた日 | 宇宙の灯台(ソラノトウダイ)

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舅は甘やかされているので、毎日毎晩お蕎麦を食べます。
家で、茹でて。もちろん姑が茹でます。私たちがご飯を食べても義父は蕎麦。わざわざ別で仕切りなおすのです。

この前行った時は、姑を楽させようと思って、夕飯は家で作らなくていいよーって、無理くり居酒屋で夕飯にしたのに(私たちはそのまま自分ちに帰宅)、帰り際....家でお蕎麦食べるでしょ?と義父に問う義母。


と、なったけど、もう、趣味なんだな義母の。世話したいんだなと思って知らん。となった。私には無理です。
なぜわざわざ鍋に湯を沸かし麺を茹で、ザルにあげへぎって(へぎるって言わない?)麺つゆを作り、薬味を切り....

まぁ、いい。私にやれと言われるわけじゃない。

あ、そんな話じゃなかった。

そんな蕎麦好きな義父の為に選んで居た乾麺は、美味しかった。私は味覚が色々うるさいので、私が美味しいと思ったものは相当美味しいはずなのだ。というわけで、私も義母にならって、その乾麺を買っておったのであります。

ところがだよ。


某番組で、某歌手が、よりにもよって、この蕎麦を美味しいと紹介してしまったのですよ。センスはいい。本当に今まで食べた乾麺の中で一番美味しいと私も思って居たから、納得だった。


そしたら、なくなったよね。いつも売って居た棚から一日で消えたよ。テレビって怖いね。

その後に夫実家に行ったので
「  お母さん!お蕎麦売ってないでしょ??」
  姑「  うん、売ってないのよ、あれなんで?」
「  かくかくしかじか、テレビでやったのよー」
姑「 やんなっちゃうね。こっちはずっと前からあれ食べてたのに 」

ほんとに。未だ売ってません。メーカーどうなってるんだろうか。(^◇^;)なんていうか、テレビで紹介されて常連さんを失って、結局一過性の客も離れて潰れる店みたいなことにならないように!と願うばかりです。

人が言うからって、飛びつくのは日本人らしいですけど、冷めるのも早いもんね。この夏、色々考えた出来事でしたよ。


早く、前のように買いたいなぁ。