女性は何かと、老いることに抗おうとする。

 

 

美魔女が流行ったり

 

アンチエイジング商品があふれたり。

 

 

ひとの価値は年齢じゃないと

 

もっともらしいことを語る一方で

 

年齢なんかに負けない

 

実年齢マイナス○歳肌 だの

 

いつまでも若くいたい だの

 

というキャッチコピーが美容業界に溢れる世の中。

 

 

 

冷静になってみればこれって

 

美しさ=若さ 

 

って言う絶対的価値観が基本になってるわけで

 

「年齢なんか」っていうのに矛盾してるよね〜。

 

 

 

人間は生き物なんだから

 

年をとればシミはできるしシワもできる。

 

肌は硬くなって、ツヤがなくなる。

 

 

 

その当たり前に起こる

 

見た目の変化の速度を遅らせることが

 

素晴らしいことだともてはやされる。

 

 

 

だから世間につられて必死になっちゃう(笑)

 

 

 

でもある時、義理母の一言で

 

ハタと気づいてしまった。

 

 

 

歳のわりに肌がきれい、だとしても

だからナニ?

ってだけのことだと・・・。

 

 

 

義理母は70歳になるけど

 

歳のわりには肌がきれいだ。

 

とはいえ、きれいと言ったところで

 

「歳のわりには」ってだけで

 

当たり前だけど二十代の肌のようなわけじゃない。

 

よくて50代前半ってところ。

 

 

 

たとえ50代の肌を保つ70代がいたところで

 

だからナニ?(2回言った笑)

 

って言うのが現実なんだと、突然気がついてしまった感じ。

 

 

 

お肌は義理母の唯一の誇りというか自慢でね。

 

でも誰も褒めてくれないので自画自賛して

 

「この年齢とは思えないほど綺麗でしょ?褒めて?」

 

っていう感じで正直ウザい。

 

 

 

肌の老化が気になる妙齢の女である

 

私ですらそう思うんだから

 

世の中の反応はもっと冷酷に

 

「ど〜でもいいわ。」

 

なんだろうなって、気付いたわけです。

 

 

 

仕方ないからお付き合いで

 

「お肌が綺麗でいいね」って言ってくれる人はいるだろうけど

 

その「いいね」は実は

 

「どうでもイイネ」の「イイネ」

 

だよっ!

 

(これ、昔ネプチューンのネタにあったな〜。)

 

 

 

むしろハッキリ気づいてしまった。

 

 

 

「肌年齢だけ実年齢より若くても

 

中身が伴ってなければ

 

美しくもなければ”若々しい”わけでもない。

 

魅力も感じられないんだな〜。」

 

ってことに。

 

 

 

義理母の生活や態度を見てると

 

肌の老化を遅らせるだけなら割と簡単なんだと思います。

 

 

 

手間と時間をかければというよりも

 

「何もしない」が一番効果的っぽい。


長くなるので続く。