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先日は「木のえほん」の糸ノコをカットするところを紹介しましたが、

今回は最終工程の製本作業になります。

実はここが一番難しい工程です。製本するまでに様々な作業を行って

製本をしていきます。

まずは糸ノコで切断したページを万力で背表紙を貼るところを

きっちりとずれがないように止めます。

 

こんな感じですね。

背表紙と上部で平面が出るように万力で固定します。

 

固定ができたら、ベルトサンダーを利用して上部・下部・表を綺麗に

生計していきます。

これが結構難してくて、木を切断したざらざらした部分をつるつるに

すると同時に直角がでるようにベルトサンダーで調整していきます。

力の入れ方、一つで出来上がりが左右されてしまうので、かなり

気を使う工程です。

 

ベルトサンダーで表面の磨きが終わればトリマーを利用して

面取りを行います。

背表紙部分以外を面取りしていくので8箇所の面取りをして

いきます。

1mm程度の面取りを行っていきます。

高回転で回る刃を利用して綺麗な45度に面をとっていきます。

 

面取りが終わったら背表紙漬けです。

和紙を利用した背表紙シールを貼り付けていきます。

和紙ですので取り扱いが難しいですね。

あまり擦りすぎると背表紙が汚くなってしまうので、力の

入れ加減が絶妙です。

 

背表紙が貼り終わったら、糸ノコで切断した部分をノリ付けを

していきます。

ページを開くときにひかかりがないように細かくノリ付けを

していきます。

ノリがはみ出さないように適量をつけてのばしていきます。

 

 

ここまでくれば出来上がり。細かい磨きはありますが、

こんな感じになります。

 

ぜひ興味を持たれましたら詳細は以下のリンクを参照して

ください。

 

 

 

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