元小学校教員で、今は小学校で支援員。
子どもの「学びの土台」と「自己肯定感」を
育む
「Nekko教室」
を開きました
【ゆき】と申します。
ずっと読みたいと思っていた本
「ケーキの切れない非行少年たち」
を読みました
いわゆる「犯罪」を犯してしまった子たちの
パターンの一つとして
本来なら特別な支援が必要であったであろう子が
そのことに気づかれず、もしくは理解されず
適切な支援を受けられないままになってしまう
その後非行化して施設に入っても
特別な支援が必要な子だとは理解されず
厳しい指導を受けて悪化する
社会に出てからもさらに理解されず
再非行につながる
ということがあると…。
また
「認知機能の弱さ…
見たり聞いたり、想像したりする力が弱い」
ともありました。
切なくなりました
誰かがどこかでそのことに気づき、適切な支援をしていたら…
もちろん、非行化してしまった子たちの中に
そのような子が多いということであって
そのような子たちがみんな
非行化するわけではありません
でも、実際に学校現場では
「集中力がたりない」「まじめさがない」
「落ち着きがない」
という理由で注意される子はいます
「家庭での育て方に原因があるのでは」
と思われている子もいます
本当のところはわかりません
複雑に絡まっていることだってあると思います
ただ
集中力やまじめさ、落ち着きの困難を
「気持ちや育ち、性格の問題」
としてだけ捉えるのではなく
「発達や認知機能に原因があるかもしれない」
など、別の可能性も考えることが
大切なのではないかと…
さらに
困っている子どもたちの
理解と具体的な支援として
3つの方向が示されていました
「社会面」
問題解決能力と
感情コントロールを身につける支援を
「学習面(認知面)」
見るチカラ、聞くチカラ、
想像するチカラをつける支援を
「身体面」
身体的不器用さは
周囲に知られると
自信を失うきっかけになるので
ビジョントレーニングは
目と体と脳をつなぐトレーニングです
この3つの支援につながります
「Nekko」教室にはビジョントレーニングの
クラスがあります
まだまだ微力ですが
子どもたちが自信を持って
大人になっていけるよう
がんばりたいと思った日曜日でした
あくまで、私個人の感じ方です